あなたは最近どんな本を読みましたか? 今回は、日経ウーマンオンラインの連載「ビタミンシネマ」のゆうせいさんに、おすすめの本を5つ紹介してもらいました。
こんにちは。映画カタリストのゆうせいです。私は映画が大好きなのですが、読書も大好きです。これから寒い日が続きますね。暖かい部屋の中で映画を楽しむのもいいですが、好みの音楽、飲み物を準備してのじっくり読書はいかがでしょうか。
そこで本日は、私が最近読んだ本の中からおすすめの5冊をご紹介したいと思います。
SNS時代には必読の一冊
「SNSで夢を叶える」ゆうこす
スマホ、SNS時代のマーケティングの基本が分かりやすく書かれている1冊です。マーケティングという言葉に抵抗を感じる方もおられるかもしれませんが、本著は肩肘張らずに安心して読めます。
ビジネス書によくある、ちょっと難しい言葉を使って説明している感がありません。私自身、マーケティング関連の本を読むのは苦手で、分かったような、分からないような着地になることが多かったのですが、本著は「すっ」と入ってきました。
なぜなら失敗例も成功例も、ゆうこすさんが話すような言葉で書かれているからです。また、実践してきたことを中心に書かれているので、自然と理解できるようになっています。
TwitterやInstagramに代表されるSNSのフォロワーを増やしたい人だけでなく、どうすれば共感を得られるかが学べます。さらに、万一炎上してしまったときの対処法、そして心の持ち方までカバーされているので、このSNS時代には必読とも言えます。
知識をため込むだけで満足していない?
「黄金のアウトプット術」成毛眞
本著には「インプットはもう十分だからアウトプットしていこう」と書かれています。著者の成毛さんによると、日本人はインプットが得意で好きだけど、アウトプットは苦手な人が多いとのこと。ようするに、知識をため込んで満足してしまう人が多い。もっと悪く言うと、分かった気になって何も実践しない。「それ知ってる」で止まってしまっていると。
インプットの後の、1番肝心なアウトプットが全然できていない。知識をお金(収入)に変えるためにはアウトプットこそが必要なのに、なんて残念なんだと。
とは言え、インプットしてもそれをどうアウトプットすればいいのかという話になるのですが、そのあたりもしっかりと書かれています。
例えば、成毛さんが関わっている本のレビューサイト「HONZ」では、書評を800字で書くようにしているとのこと。8000字ではありません。たったの800字です。原稿用紙でいえば2枚。さらに800字と思わず、100字×8として構成する。文章を書くことが苦手な人も、100字だったら挑戦できそうですよね。それを8つ集めるだけで完成する。なんだか書けそうな気がしてくるから不思議です。