「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」

セカンドライフに差し掛かった男女の切ない恋

10月11日スタート/木曜22時/フジテレビ系
(編集部のおススメ度 

 「ビッグコミックオリジナル」に連載中の弘兼憲史の漫画の第1集「不惑の星」をベースにしたラブストーリー。人生の折り返し地点を通り過ぎた男女が、図らずも心を動かされてしまったあらがえない恋と、それを取り巻く大人の人間ドラマを描く。銀行員の瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、理不尽な理由で出向を命じられ、自分の人生を見失いかけていた。傷心で単身スイス旅行をし、そこで出会った日本人女性・目黒栞(黒木瞳)と意気投合する。一方で妻の真璃子(中山美穂)は、娘の婚約者である日野春輝(藤井流星)と恋に落ちてしまう。

「あなたには渡さない」

離婚届けを手に現れた夫の愛人に本妻が挑む

11月10日スタート/土曜23時15分/テレビ朝日系
(編集部のおススメ度 

 96年に刊行された連城三紀彦の小説「隠れ菊」を現代版にリメイク。結婚して20年になる通子(木村佳乃)は二人の子どもにも恵まれ、料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)に嫁いでから平穏な日々を送っていた。

 ところがある日、夫の愛人と名乗る女・多衣(水野美紀)が現れ、夫の署名入りの離婚届を突きつけられる。しかも夫の料亭は倒産寸前であることも発覚。通子は多衣に、旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する。通子をひそかに思う幼なじみ(田中哲司)も加わり、40代の男女の壮絶な愛憎バトルが繰り広げられる。