「デイジー・ラック」

人生の岐路に立つ30歳女子の幸せ探し

4月20日スタート/金曜22時/NHK総合
(編集部のおススメ度 ★★

 幼なじみの楓(佐々木希)、薫(夏菜)、ミチル(中川翔子)、えみ(徳永えり)の4人は、えみの結婚式で久しぶりに再会する。しかしその日、楓は勤務する会社が突然倒産し、恋人からも振られ、仕事も恋も失ってしまう。

 楓は子どもの頃の夢だったパン職人になることを決意するが、険しい道のりが待っていた。楓だけでなく、エステサロンの仕事にまい進する薫、バッグ職人として成功を目指すミチル、新婚のえみも、それぞれが思いがけない出来事に直面。30歳を目前にした女子4人の幸せ探しが始まる。

 「逃げるは恥だが役に立つ」で注目された、海野つなみのコミックが原作となる。

「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」

強烈キャラの人事コンサルタントがオフィスの闇を暴く

4月14日スタート/土曜22時/日本テレビ系
(編集部のおススメ度 ★★

 「人事の悪魔」と呼ばれるほど冷徹で剛腕な人事コンサルタント・椿眞子(菜々緒)が主人公。ハラスメントや社内恋愛のこじれ、職場の士気を下げる社員など、どんな会社でも起こり得る問題を、大胆な手法で解決していく。

 菜々緒はGP帯連ドラ初主演。悪女を超えた「悪魔」キャラで、攻めた演技を見せる。共演は、老舗の損害保険会社「共亜火災」新入社員役の佐藤勝利、人事部長役の木村佳乃の他、腹の奥で何を考えているか分からない社長役の船越英一郎、「社員は家族」をモットーとする会長役の西田敏行他。

「いつまでも白い羽根」

看護専門学校を舞台にした時に厳しい青春物語

4月7日スタート/土曜23時40分/東海テレビ・フジテレビ系
(編集部のおススメ度 

 大学入試に失敗し、看護専門学校に通うことになった木崎瑠美(新川優愛)。いつ辞めようか、もう一度国立大学を受験しようかと迷いながらも、取りあえず実習に通っていた。

 そんな中、世代を超えた友人との出会いや初恋、命に限りのある患者たちと向き合うことで、やがて本気で看護師を目指すことになる。同時に、おかしいと思うことを口に出して言う勇気と信念を持ち続けることの難しさを徐々に理解し、仲間たちと共に苦悩する。

 現役看護師である藤岡陽子の小説が原作。新川はこれが連ドラ初主演となる。

「宮本から君へ」

新米サラリーマンのほろ苦い日常を描く

4月6日スタート/金曜24時52分/テレビ東京系
(編集部のおススメ度 

 大学を卒業して都内の文具メーカーの営業マンになった宮本浩(池松壮亮)は、未熟で営業スマイル一つできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。通勤途中の代々木駅では、自動車メーカーの受付嬢(華村あすか)に一目ぼれ。そこから始まる恋模様と、仕事での出会いの中で、宮本は自分の生き方を見つけていく。

 社会の厳しさにもまれながら、先輩の神保(松山ケンイチ)や友人の靖子(蒼井優)らに助けられ、営業マンとして成長していく青春ストーリー。16年に公開された「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督が演出し、脚本も担当する。