コメディーにも注目作が勢ぞろい

 「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」は、「世界一難しい恋」の金子茂樹のオリジナル作品。「卒業バカメンタリー」では、シソンヌのじろうが連ドラ脚本に初挑戦している。

「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」

エリート3兄弟が家族の問題を解決する痛快コメディー

1月13日スタート/土曜22時/日本テレビ系
(編集部のおススメ度 ★★★

 医者、弁護士、警察官のエリート3兄弟が、一家の安泰を脅かす事件が起こると家族会議を開き、法律や常識を無視した驚きの屁理屈で解決していく。一家の幸せを最優先する、バカバカしくも美しい家族愛が描かれる痛快なコメディーホームドラマ。

 主人公となる、エリート感が若干足りない末っ子刑事を山田涼介が演じる。長女に波瑠、長男に小澤征悦、当主に中村梅雀。コメディーに定評のある金子茂樹によるオリジナル作品であり、「きょうは会社休みます。」(14年)や「世界一難しい恋」(16年)と共通のスタッフが制作する。

「卒業バカメンタリー」

エリート大学生のダメ恋愛ダイアリー

1月22日スタート/月曜24時59分/日本テレビ系
(編集部のおススメ度 ★★

 エリート大学に通うガク、マオ、コウキ、ジュンの4人組は、勉強はできるが恋愛は下手。勉強ばかりの日々を送ってきたが、大学卒業まで90日間しかない。卒業までに大人の男になろうと一大奮起をした4人は、理想の女性に出会うべく、時にはぶつかり、時には目的を忘れ、熱い友情を交わしながら、悪戦苦闘を繰り返す。大人の階段を駆け上がる彼らの不器用でおバカな青春を、ドキュメンタリータッチで描く。

 ジャニーズWESTの藤井流星と濱田崇裕がW主演。芸人のシソンヌのじろうが、初めて連ドラの脚本を手掛ける。