「健康」「体」にまつわる言葉

　1年を振り返り、健康のありがたさを噛みしめる人が多かったようです。家族全員が何ごともなく過ごせて「命」のありがたさに感謝したという人、「体」のあちこちに老化への変化を感じたという人の声もあがりました。また、アンチエイジングの必要性を感じたという人も目立ちました。

(C) PIXTA
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◆「忍」
「忍」の一文字に尽きます。身内の介護に始まり、人生について考えさせられることが多かった1年でした。人の一生とは、幸せとは……まだまだ答えは出ませんが模索して行きます。（41歳、建設・不動産、総務）

◆「美活」
アラフォーはメンテナンスや劣化を少しでも食い止めるのに本当にお金がかかります！（41歳、金融・証券・保険、営業事務）

◆「変身」
痩せたり、髪を切ったり、仕事で昇格したり、久々に一人旅をしたり……今まで惰性でやっていたことを勇気を持ってやめるようにしたら、一つひとつ変化が起きるようになってきたような気がします。（39歳、製造、医療専門職）

◆「美」
年齢以上に見られて、若返りを意識させられた年でした。白髪も生えて衝撃でしたが、改めて美の大切さを感じました。（33歳、教育、受付）

◆「sexy」
年齢とともに色気が増したのを自分で感じたからです。（41歳、コンサル）

趣味や生き方、今後の人生に思いをはせる言葉

　仕事にプライベートに、と人生を満喫している女性たちの言葉も寄せられました。年齢を経て「思いやり」を持てるようになった、「己」とは何かを考えたという深い回答もありました。

◆「跳ねる」
プライベートでお稽古やセミナーなどに参加できるようになった1年でした。（36歳、建設・不動産、人事・一般事務）

◆「一期一会」
今年は趣味で全国に友人ができました。すごくアクティブに過ごせて、このまま続けていきたい人間関係がたくさんできたと思います。（40歳、教師など教育関連）

◆「進」
アラフォーを迎えましたが、ヨガやマラソンを始めてからは少しずつ体の進化を感じています。進化、進歩、進むなどの意味を込めました。（40歳、小売り、販売）

文／三浦香代子　写真／PIXTA