つらく苦しい「どん底」の経験。読者の皆さんに伺ったところ「社会人人生でどん底を経験したことがある」という人は77.5%もいました。仕事や病気などさまざまなきっかけがありますが、多く寄せられたのは恋愛でのトラブル。そんな恋愛が原因となったどん底エピソードを調査しました。



【アンケート概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年9月18日~10月31日
◎有効回答数:286人

別れ、二股、浮気、不倫…。十人十色などん底エピソードが集まりました (C)PIXTA
別れ、二股、浮気、不倫…。十人十色などん底エピソードが集まりました (C)PIXTA

何よりも彼との別れはつらい…

 まず紹介するのは、恋人との別れでどん底になったというエピソード。付き合いが長いとよりつらいようです。

結婚を見据えていた彼との別れです。両親の猛反対もあり、悩んだ結果、自分で別れを決断しました。自分の見通しの甘さに加え、相手の時間も奪ってしまった罪悪感に打ちのめされました。(38歳、建設、総務)

28歳の頃、体調を崩して仕事を休職。その後、付き合ったアメリカ人の彼ともお別れして、彼は帰国してしまった。(39歳、教育・学習支援、専門職)

学生時代から付き合っていた彼氏と、就職してから遠距離恋愛でした。しかし23歳の時、婚約のため上京。喜びもつかの間……7カ月で破局! 同居していた家を、逃げるようにして出ました。仕事もなく、土地勘もない、地元から遠く離れた東京……みんなに祝福され出てきたため、プライドが邪魔して帰ることもできず。貯金も底を突き始め、毎日泣いて過ごしていました。(27歳、医療福祉関連、保育士)

12年間お付き合いしていた人と破局、別れ方に納得もいかず完全な燃えつき状態に。仕事には通うものの、帰宅すると何もする気力なく。部屋は全く掃除できず、洗い物も数カ月洗わず。部屋がすさまじい状態でした。(39歳、情報通信・IT、企画)

思いが強いだけ傷になる。失恋

 失恋はつらいものですが、それが両思いだと思っていた相手だと悲しみはひとしお。失恋エピソードを紹介します。

今年、付き合っていると思っていた人にLINEをブロックされました。会う約束をしていた当日、何時にどこで会うか具体的に決めようと思って連絡をしましたが、既読にならず、電話にも出ません。そのまま彼とは音信不通。「この人とずっと一緒にいられたらいいな」と思っていた相手だったので、鬱のような症状がでて、ずっと泣いていたり落ち込んだりしていました。(32歳、教育・学習支援、専門職)

社内で1年以上片思いしていた人に告白したら「友達」と言われふられました。2度目の告白だったのですが2回目となるとさすがに気力がなくなり、2日間寝込みました。よく連絡も取るし、よく目が合うし、今度こそいけると思っただけに、しんどいです。(32歳、商社、営業事務)

異性に振られた時。彼氏ではなかったですが、気が合い長年一緒にいて、期待値も高かった人だったのでかなりダメージが大きかったです。(31歳、学術研究・技術サービス、専門職)