何をやっても空回り、体にも不調が表れてしまう最悪の状態が「どん底」の時。多くの人が、1度は経験したことがあるのではないでしょうか? 今回は読者の皆さんから寄せられたどん底エピソードの中から、仕事にまつわる体験談を抜粋し紹介します。
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年9月18日~10月31日
◎有効回答数:286人
「どん底経験あり」は7割以上!
読者の皆さんに「社会人人生の中で『どん底を』経験したことはあるか」聞いたところ、なんと77.5%もの人が「ある」と回答。「ない」という声はわずか8.1%です。たくさんの人が、仕事やプライベートでつらい経験をしていることが判明しました。
転職や部署異動。変化がきっかけ
では、どんなことがどん底のきっかけとなっているのでしょうか? まずは、転職や部署異動などによる仕事の変化が原因になったという声を紹介。以前の仕事がうまくいっていると、そのギャップにも苦しめられてしまうことが分かりました。
◆ 入社3年目で会社の核となる広報に着任。すべてがうまくいかず、女上司にも嫌われる日々。(25歳、サービス、営業)
◆ 海外に携わる業務を任せてもらいたくて、28歳の時に社内で募集していた海外勤務を志望し、1年間アメリカへ。しかし帰ってきた後、これまで部署内で前例がないものを立て続けに行うことに。相談できる人がおらず、ずっと一人で進めていました。入社以来最大の落ち込みと自信喪失で、体調不良はもちろん、笑えなくなっていきました。(30歳、製造、広報)
◆ 新卒で配属された部署がすごく自分に合っていたのに、入社3年目で突然の異動辞令。就活でも外していた営業系への配属となり、「前の部署に私はいらないのか」「営業だけは絶対にやりたくないのに傲慢社長の肝煎り部署で言いなりになって働くのか」と心が折れました。(31歳、サービス、接客)