今年も忘年会シーズンがやって来ました。皆さんの中には、幹事を任されている人がいるかもしれません。幹事になった人はどんな思いで取り組み、どんな力を身に付けたのでしょうか。会を成功させるコツは何でしょう。幹事経験者に聞いてみると、興味深い事実がたくさん見えてきました。

【アンケート概要】
◎「らくらく連絡網」会員へのインターネット調査
◎調査期間:2018年10月22日~11月4日
◎有効回答数:678人(男性260人、女性418人)

幹事になったのは、自分が希望して? やむを得ず?

 調査対象のうち、幹事の経験がある517人に「幹事を務めることになった経緯」を聞いたところ、「持ち回り制」が35.2%でトップとなり、続いて「積極的な立候補」「上司または目上の人からの命令」「幹事以外からの推薦」となりました。自ら手を挙げて幹事になったのは2割強で、持ち回りや命令など外的要因のほうが大きいことが分かりました。

これまで、幹事を務めることになった経緯
これまで、幹事を務めることになった経緯

幹事は「面倒くさい」と思ったが、「またやりたい・やってもいい」が4割強

 では、幹事を務めることになった時にどう思ったのでしょうか。最も多かったのは「頑張って、参加者に楽しんでもらおう」(54.9%)で、「自分の好きなお店が選べる」「幹事の能力を鍛えよう」という前向きな捉え方がトップ5に入った一方で、「面倒くさい」という本音も2位にランクインしました。

幹事を務めることになった時に思ったこと
幹事を務めることになった時に思ったこと

 「また幹事をやりたいですか?」と聞くと、「やりたい」「やってもいい」を合わせて73.1%が再任に意欲を示しています。幹事になった時に「面倒くさい」と回答した人に限定してみても、「やりたい」「やってもいい」を合わせると42.6%になり、実際にやってみると「またやってもいい」と思えるようです。

また幹事をやりたいですか?(幹事経験のある人)
また幹事をやりたいですか?(幹事経験のある人)
また幹事をやりたいですか?(グラフ2で『面倒くさい』と回答した人)
また幹事をやりたいですか?(グラフ2で『面倒くさい』と回答した人)