「仕事カラオケ」ならではの困ったエピソード

 気心知れた友人や恋人、家族だったらこんなことにはならないはず……とついつい思ってしまう「仕事カラオケ」ならではの困惑エピソード。思わずイラッとする出来事から赤面ハプニングまで、一挙紹介します。

【せっかく盛り上がっているのに上司がやらかす】

ノッてきた上司が一人で連続で曲を入れて歌い続けていました。(28歳、医療福祉関連、動物看護師・トリマー)

早く帰りたいのに盛り上がってる感じになってしまい、上司が延長の連絡を入れて帰れなくなったことがありました。(35歳、運輸、接客)

原因が分からないのですが、カラオケの途中で上司の雷が落ちた。予約曲を10曲くらい急いで消して、なぜかみんな正座で叱られるということがありました。(31歳、情報通信、営業事務)

【こんなはずでは……】

好きな人が参加するカラオケで緊張のあまり歌えなくなってしまい、ノリの悪い人だと思われてしまった……。(27歳、製造、経理・総務・人事・一般事務・営業事務)

盛り上がるはずの曲を歌い、思いっきりすべって不穏な空気になったとき。穴があったら入りたかったです。(29歳、医療福祉関連、受付・一般事務)

HYの「366日」を同僚が歌い、元彼と別れたときのことを思い出してつい泣いてしまいました。(28歳、運輸、航空会社客室乗務員)

間奏でドリンクを飲んだら、せき込み過ぎて後半が歌えなくなりました。(47歳、サービス。専門職)

【お酒とカラオケの掛け合わせが招いた惨劇】

THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」は危険です。酔っ払いが狭いところでジャンプしてグラスを割ります。(42歳、不動産、営業・技術職・専門職)

隣に座っていた男性が寝てしまい、寄りかかられて動けない状態に。そんなところを周りの人に見られ、後日噂になってしまう事態に。(28歳、建設、経理・総務・一般事務・営業事務)

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 「仕事カラオケ」肯定派も否定派も、行くことになったらぜひ実践してみたくなる素晴らしいテクニックの数々、いかがでしたか? 迷ったときにはAKB48のヒット曲を歌う、知らない曲でも人の歌い終わりには拍手を送る、そして「リンダリンダ」が予約されたらグラスをサッと避けておく。マイクと笑顔と機転を武器に、数々の苦難を乗り越えてきた働く女性たちのリアルな処世術、ぜひ活用してみてくださいね!

文/金澤英恵 写真/PIXTA