英語学習は「聞く」「話す」スキルを重視
英語学習のスキルは、主に「聞く」「読む」「話す」「書く」の4つに分けられます。この4つのうち、多くの人が一番強化したいと考えているのが「聞く」スキルでした。まずは「聞く」能力を身に付けることで、相手の言いたいことを理解したいと思っている人が多いようです。
そして相手の言うことが理解できたら、今度は「話す」スキルを強化したいと考えている人が多数。「聞く」スキルと「話す」スキルを習得すれば、外国人とのコミュニケーションもスムーズになるはず。道に迷ったり、困ったりしている外国人を積極的に助けるなど、より手厚い「おもてなし」をすることができますね。
英語力の向上で可能性が広がる!
英語力が向上すれば、外国人とのコミュニケーションが円滑に進むだけでなく、さまざまな可能性が広がります。「英語力を向上させてしたいこと」を聞いてみると、「海外旅行をしたい」という人が第1位(41.9%)。「ニュースや映画を字幕なしで見たい」という人が第2位(34.0%)という結果になりました。
その他、「街中で外国人とコミュニケーションをとりたい」(29.8%)という人や、「昇給・昇格試験、海外転勤にチャレンジしたい」(12.7%)という人も。では、これらのやりたいことを達成するために、必要なことは何なのでしょうか?
英語力を向上させて、やりたいことを実現するためには、「英語に触れる機会を増やす」ことが重要だと考える人が約半数。さらに、「英語を学ぶ時間」を確保し、「勉強や練習を続けるモチベーション」を持つことが大切だと考えている人も多くいました。
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英語力を向上させると、プライベートでの楽しみが増える他、仕事の可能性や幅も広げてくれそう。2020年には東京オリンピック・パラリンピックを控えており、ますます増えそうな訪日外国人。日本の文化を伝えながら、気持ちよくおもてなしをするために、今から英語の勉強を始めてみるのもいいかもしれません。
文/青野梢 写真/PIXTA