両親の不仲や老化がつらい

 実家に帰って両親の顔を見るのが憂鬱という人も。久しぶりに会うと、余計に親が年を取ったことを実感するからかもしれません。先々の介護について思いを巡らす人も多いようです。

実家に帰る前はいつもすごく楽しみなのですが、両親の年を取った顔や動きを見ると、だんだん帰るのがつらくなってきました。料理の味も、もう全く口に合いません。仕方ないことだと分かってはいても、つらいです。(37歳、情報通信、SE)

実家が近いので毎週帰っています。今はまだ単純に帰るのが楽しみですが、今後は介護が始まると思うので心配です。(42歳、製造、品質保証)

実家まで車で30分くらいですが、両親の仲が悪くしょっちゅうケンカしているのが本当に嫌です。いつも2、3時間で帰ります。(27歳、医療福祉関連、医療・介護関連専門職)

「結婚は?」の次は「孫を早く」

 結婚すれば親からの「結婚はまだ?」という圧力はなくなるものの、既婚者ならではの悩みも。

 今度は「孫はまだ?」とせかされ、実家から足が遠のく一因になることがあるようです。「結局、両親の望みをすべてかなえてあげることはできないと気付いた」というご意見には深いものがあります。

結婚についてあれこれ言われるのが面倒で、早く結婚したくなりました。ところが、結婚したらしたで、次は子どものことを言われるから面倒です。結局、親の望みをすべてかなえてあげることはできないなと気付きました。(29歳、製造、総務・人事・秘書・広報・一般事務・営業事務)

独身時代は実家に帰ると「結婚、結婚、結婚」と呪いのように言われて本当に嫌でした。それが終わったと思えば今は、「早く孫の顔が見たい。なんでまだなのか」とせかされるので本当に憂鬱です。対策としては、手土産を持っていって話のネタにしたり、友人の結婚式や仕事の話をしたりします。とにかく子どものネタを出させないように、必死に話しまくります。(34歳、金融、受付・一般事務)

結婚してからは夫が一緒なので、両親と私たち夫婦のお互いが気を使わなければならず、くつろげないのが悩みです。また、実家に帰ると母親からの「孫はまだ?」アピールがつらいです。(30歳、情報通信、SE)

両家の実家に帰らないといけないのが面倒です。できればお互い一人で実家に帰ってゆっくりしたい。「夫婦でそろって帰省する」という風習、無言の圧力がしんどいです。(31歳、小売、マーケティング)

毎年、8月は夫の実家に帰省しますが憂鬱です。最低でも3日泊まりますが、ストレスがたまる一方。お義母さんはずっと動きっぱなしなので、こっちも全然ゆっくりできません。食事もお義母さんが煮物など手作りしてくれるのですが、せっかくの帰省なので地元のおいしいものなど外食もしたいです。(43歳、医療福祉関連、受付)