電気・ガス・水道代を減らすには?

 特に今年の夏は、猛暑でクーラーをつけっぱなしという人もいるはず。そこで気になるのが電気代ですよね。アンケートでは、電気・ガス・水道代を減らすコツを聞いてみました。

【料理・キッチンでできる工夫がいっぱい】

具材の下ゆでは、鍋ではなく電子レンジでしています(29歳、公務員、専門職)

ご飯はまとめて炊き、おかずは作り置き。それぞれ小分けにして冷凍しておくと、保温機能や光熱費の節約になると思い、実践しています(30歳、情報通信・IT、マーケティングなど)

炊飯器は使用せず、土鍋で炊きます。炊飯器より短時間で炊ける上においしく炊き上がります(44歳、小売、広報)

圧力鍋を使うことで、ガス代をずいぶん削減できていると思います(42歳、製造、マーケティング)

冷凍庫にはぎっしり食材を入れ、冷蔵庫はすかすか。これが電気代にも保存にもいいと教わりました(25歳、小売、営業・販売など)

【毎日コツコツ頑張っています】

あまり使用しない家電はコンセントを抜く、旅行など長期間留守にする場合はブレーカーを落とす、など小さな工夫をしています(25歳、卸売・流通、マーケティング)

洗濯や浴室乾燥など、電気代の安い夜間に済ませるようにしています(33歳、情報通信・IT、マーケティング)

トイレや洗面所などはセンサー式のLEDにし、消し忘れの心配がないようにしています(34歳、情報通信・IT、専門職)

乾燥機付き洗濯機と自走式のロボット掃除機、食洗機を使っています。乾燥機は一回80円かかるので、大物は天気の良い週末に干しています。ロボット掃除機は床に物があると余計にエネルギーを使うようなので、床の物は机に上げてから掃除セット。炊飯器の保温機能は使いません。炊飯器の電源を切って、その日食べる分以外は冷凍保存します(34歳、サービス)

エアコンはこまめにフィルターに掃除機をかけたり、スプレーしたりしています。遮光カーテンを使って日中の日差しを遮るのも効果的(39歳、卸売・流通、技術職)

電気代を節約するため、リビングなど同じ部屋で家族と過ごすように心掛けています(24歳、飲食、広報)

夜は早く寝て、電気を使わなくて済む朝型にシフトしています。電気代の節約になる上、健康にもよいです(31歳、商社、専門職)

「コンセントをこまめに抜く」「エアコンのフィルターを掃除する」など、小さな工夫の積み重ねが大事なようです (C)PIXTA
「コンセントをこまめに抜く」「エアコンのフィルターを掃除する」など、小さな工夫の積み重ねが大事なようです (C)PIXTA

【買い替え・見直しでお得に】

古い(20年物)冷蔵庫の使用をやめただけで、毎月2000円電気代が安くなりました(46歳、公務員、営業)

電気のアンペアを40Aから20Aに変更しました。当初はブレーカーがすぐ落ちたりしましたが、電気を最小限に抑えて使用することに慣れ、今ではブレーカーが落ちず、普通に生活ができています(24歳、情報通信・IT、マーケティング)

結婚を機に、冷蔵庫や洗濯機、エアコン、炊飯器といった大型家電は最新式の省エネ家電を購入しました。初期費用は高くなりましたが、電気代はかなり安くなると思います(27歳、製造、専門職)

電気料金の比較サイトを使い、より安い料金プランの会社に変更しました(33歳、生活関連サービス、広報)

電気、ガスは自由化されたので、毎月どれだけ使っているのか1年間明細を取っておいて、どの会社に乗り換えるのがベストか検討しています(27歳、医療福祉関連)

ガスと電気のセットプランに乗り換え、金額は以前と大差はなくとも、Tポイントがたまるようにした(25歳、人材、広告ディレクター)

一人暮らしのマンションを選ぶときに、月々の水道代が固定で、インターネット(Wi-Fi)が込みの物件を選んだ。特に定期的にお風呂につかりたいタイプなので、水道代が一律なのは非常にありがたいです(30歳、製造、研究開発)

水道代を安く抑えるには?

 夏場は、シャワーを浴びる回数が増えるなど、水道代も高くなりがち。読者の皆さんは、どのように水道代を抑えているのでしょうか?

水の使用量を減らすため、全身浴から半身浴に変えました(44歳、サービス、技術職)

シャワーの水圧を変えるものをシャワーヘッドに付けています。変える前より同じ水量で水圧が強くなったので、シャワー時間が短くなり、節水につながっています(24歳、情報通信・IT、マーケティング)

ジムに通いだしたのですが、ジムを利用しない日も大浴場のみ利用して、自宅では基本お風呂に入らなくなりました。その結果、水道代が抑えられています(32歳、運輸、接客)

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 いかがでしたか? 参考になるものはありましたか。暑い夏は、特に電気代や水道代が膨らみがち。ぜひ、読者の皆さんのアイデアをマネしてみてくださいね。

文/佐々木恵美 写真/PIXTA