仕事上の手土産は難関! 誰に何を、いくらくらい?

 最も神経をつかうのが、取引先や職場へのお土産かもしれません。関係者が多い職場では、用意すべき量を把握しづらいのが難点。ましてや、クレームのお詫びで持参するお土産なら、緊張感もマックスです。

クレームのお詫びで持って行くお土産のチョイスが非常に難しいです。(26歳、秘書)

海外出張先で渡す際の手土産に困ります。現地の代理店、販売会社、生産工場、役員、駐在者……色んな方を巻き込んで出張をするので、「誰に何を、どれだけ、何円くらいのもの」がいつも定まりません。一度、代理店の役員との打ち合わせがあることをすっかり忘れ、手持ちのお菓子の詰め合わせを渡しました。冷や汗をかきました。以後、現地の社員に喜ばれそうなお菓子の詰め合わせ、プラス、1500円程度ですが駐在員のオジサマ方がとても喜ぶ昆布詰め合わせは必ず用意するようにしています。(28歳、営業)

旅行に行ったとき、職場へのお土産で迷うことが多いです。みんなが好きなもので、配りやすくて、そんなに高くないなど、いろいろ制約があるので、探すのにすごく時間がかかってしまいます。(34歳、一般事務)

旅行に行った際のお土産にいつも迷います。特に海外は、日本のように適度なお菓子を見つけづらく、いつも面白い系に走ってしまいます。(30歳、営業)

贈り物に「困った」ケースいろいろ

 ほかにも、贈り物に困ったケースはいろいろありました。相手が何を好きか知っていても、逆に「中途半端なものはあげられない」と、迷ってしまうことも。

<目上の人へのお歳暮>

楽器の師匠へのお歳暮です。毎年同じお酒を贈ることにしています。また、お中元はせずお歳暮のみです。本当にこれでいいのかなと思いながら贈っています。(27歳、専門職)

贈る相手によってですが、商品券は失礼かどうかで悩みます。習い事の先生にお中元とお歳暮を贈っているのですが、商品券のほうが良いのか、あるいは失礼なのか分からずに悩んでいます。(33歳、教育)

<男性への贈り物>

30代半ばの先輩男性社員の送別会プレゼント。女性向けのプレゼントに比べて、選択肢がぐんと少なく、苦戦しました。(26歳、総務)

<物欲のない人>

物欲のない彼氏へのプレゼントに悩みます。あまり物欲がなさそうで、「君が選んでくれたら何でもいい」と言われます。(27歳、接客)

「もったいない」が口ぐせの、節約体質の家族へのプレゼントが一番悩みます。いつもプレゼントをあげても「もったいない」と言って使ってくれないのです。家族だから普段使ってくれているかは、すぐ分かります。形に残るもので、なおかつ活用してくれるものは何だろうと、毎回悩みますね。(27歳、営業・企画)