空白をつくって心を休める、楽しい気分になる工夫

気分が紛れる方法はいろいろ (C) PIXTA
気分が紛れる方法はいろいろ (C) PIXTA

 その他、11位以下にも参考になりそうな回答がたくさんありました。気晴らし方法に迷っている人は参考にしてみてください。

週に一度習い事をしています。嫌なことがあったり大変な仕事があったりした日は、習い事の日に向けて気分を切り替えて頑張ります。(35歳、教育・学習支援、専門職)

会社で怒られたり深く落ち込んだりしたときは、「家に帰って泣く!」と言い聞かせて乗り切り、実際に家で思いっきり泣きます。ストレスを感じやすい性格なのですが、昨夏にピアノを始めて毎晩弾くようになってからは、ストレスが軽くなった気がします。(30歳、建設、総務)

毎晩の入浴が次の日へのリセットになっています。また、掃除機をかけながらイヤホンで音楽を聴き、一緒に歌う、というのをたまにやりますが、部屋がきれいになるし、リズムよく掃除できるし、ストレスも発散できておすすめです。(38歳、学術研究・技術サービス、技術職)

わーっと自由に文字で書き出します。日記形式や箇条書きなど、書く形式はその時々で違いますが、後で書いた内容を客観的に読むことで、落ち着きます。(29歳、サービス、一般事務)

意外と何もしません。好きな人が必ず喜びをくれるわけでもないし、好きな音楽や動画は気分が落ち込んでいるときほど取り入れないですね。バラエティー番組も落ち込んでいるときは見ません。ということで、何もせずに考え事をして、そのうち気持ちが切り替わります。(32歳、小売、総務)

1週間の予定を詰め込み過ぎないことだと思います。以前の私は、人と会ったりイベントに参加したりと予定を毎日のように入れていました。それはそれで楽しかったのですが、自分自身と向き合う時間が取れないという意味では、気分転換になっていませんでした。週に数日は予定なしの時間をつくり、何をするわけでなくても、のんびりと過ごすことで、気持ちが軽くなると知りました。(40歳、サービス、一般事務)

猫と遊びます。猫の換毛期は、抜け毛取りにいそしみます。(31歳、医療福祉関連、企画)

メイクを変えます。美容雑誌を参考に、ちょっと今どきの血色メイク、おフェロメイクなんかをしてみます。鏡を見たとき、いつもと違う自分だと気分が上がります。(31歳、製造、一般事務)

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 積極的に好きなことをするアクティブな気分転換から、寝たり泣いたりボーっとするといった静的な方法まで、さまざまな回答がそろいました。自分にフィットする気分転換法を見つけて、今年後半も明るく乗り切りたいですね。

文/佐々木恵美 写真/PIXTA