まずは自分の思いを整理することが大切

 実施した就職活動の中で、成功した人と失敗した人の間で最も差が現れたのは「仕事でやりたいことの整理・再考」でした。さらに「社風や人間関係に関する情報収集」「キャリア開発に関する情報収集」「待遇についての詳細確認(内定後)」「業務内容についての詳細確認(内定後)」と続きます。この5項目が、転職活動で成功するために意識してやっておくべきことといえます。

 1位の「仕事でやりたいことの整理・再考」は、成功した人と失敗した人の間で約16%もの差がありました。情報収集する前に、まずは自分が何を変えたくて転職するのか、その優先順位を整理しておくことがカギとなりそうです。自分がやりたいこと・できることを明確にした上で、企業が求めている内容を考え、それらができるだけ重なるように考えながら転職活動を進めるといいでしょう。