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「あきらめない」~起業を成功に導く行動パターンとは

2016年4月1日

「ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム in Tokyo」リポート

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2016年3月15日、日本経済新聞社はカルティエの特別協賛を得て、「ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム in Tokyo」を日経ホール(東京・大手町)で開催した。このフォーラムは、女性の起業支援を目的としたもので、今回で5回目。さらに連携する国際ビジネスプランコンペティション「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード」は10周年の記念の年である。

 フォーラムでは、2015年「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード」でアジア太平洋地区の受賞者となったモモ・ホァンさんが基調講演を行った。ホァンさんは、大学在学中から教授とともに、障害者や高齢者、妊婦たちに役立つ情報を提供するアプリの試作を続けて、「フレンドリーシティ クラウド システム」を開発。2013年にアワ・シティ・ラブ・ソーシャル・エンタープライズ(OUR CITY LOVE SOCIAL ENTERPRISE)を共同創設者として起業した。

2015年「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード」アジア太平洋地区受賞者 モモ・ホァンさん

 起業のきっかけは、障害を持つ人々をサポートするボランティアへの参加だったとホァンさんは話す。「彼らの生活は私たちの日常とは違い、非常に不便であることに改めて気づかされました。車いすを使っている人は、自由に外食もできない。私の祖母も体が不自由になってからは外食が困難でした」。この状況を改善すべく、仲間とともにアプリの作成を始め、起業に至った。

 アワ・シティ・ラブ・ソーシャル・エンタープライズでは、障害者の雇用のための訓練も行っている。「彼らを“フレンドリー・サーベイヤー”と名付け、飲食店の利便性の調査を依頼しています。入り口に段差がないか、通路の幅は広いか、車いすで入れるトイレがあるか、スタッフのサービスは公平か、などに関する情報を集め、体験を記録してアプリで共有するのです」。障害者が自ら情報を収集し、提供し合う仕組みを作ったのだ。

「障害という個性があるからこそ、できる仕事をつくりたかった」とホァンさん。“支えられる”だけでなく“社会を支える”役割も担うことが、それぞれのモチベーションにつながっている
ホァンさんに贈られたトロフィー。「アジア女性は、私も含めて自分に自信が持てないという人が多い。この受賞を機に、“私”が世界を変えていく、と自覚するきっかけにもなりました」

 また、「障害者が使えるトイレの設置などを飲食店や施設に呼びかけ、我々の意見によって改良した店もあり、フレンドリーサービスへの認識は高まっています」。現在、フレンドリーシティ クラウド システムは、台湾の10都市と香港、マレーシアの1都市に対応している。

 「今後は、韓国、フィリピン、日本への進出も考えています。体の不自由な人たちが自由な生活や仕事のできる環境を作っていくことが、私たちの目的です」と力強く展望を語った。

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