コスパが高いと感じるのはどっち?

 続いて女性の医療保険料に対する意識を探るため、コストパフォーマンスに関する調査を行いました。もし毎月約300円の支払いで利用できるならと仮定し、「女性向けの医療保険(女性疾病保険)への加入」とさまざまな商品・サービスでは、どちらがコスパが高いと感じるかを聞きました。

 比較したのは、1カ月当たりの女性向けの医療保険(女性疾病保険)への加入に対して、ひきたてのおいしいコーヒー1杯、おいしい生ビール1杯、おいしい釜揚げうどん1杯、参考になる恋愛相談1回、参考になる転職相談1回、ゲーム・マンガのアプリです。

同じ300円でも、コーヒーやビール、うどんよりも、医療保険のほうがコスパが高いと感じるようです
同じ300円でも、コーヒーやビール、うどんよりも、医療保険のほうがコスパが高いと感じるようです

 コーヒーと女性向け医療保険を比較してもらったところ、コーヒー1 杯のほうがコスパが高いと答えた人が33.2%、それに対して、女性向け医療保険のほうがコスパが高いと答えた人が66.8%となり、女性向け医療保険への加入の圧勝となりました。

 約300円でおいしいひきたてコーヒーが1 杯飲めることよりも、月額約300円で女性向け医療保険に加入できるほうがコスパが高いと感じるようです。

 次に、生ビールや釜揚げうどんでも比較。同じ300円でも、女性向け医療保険のほうがコスパが高いと感じる人が多数派でした(ビール28.8% vs. 医療保険71.2%/釜揚げうどん35.4% vs. 医療保険64.6%)。また、恋愛相談や転職相談、ゲームやマンガアプリの利用といったサービス300円分でも、月額300円の女性向け医療保険料のほうがコスパの高さを感じるようです(恋愛相談24.9% vs. 医療保険75.1%/転職相談30.9% vs. 医療保険69.1%/アプリの利用29.1% vs. 医療保険70.9%)。

 女性向けの医療保険(女性疾病保険)への加入は、毎月約300円であれば抵抗感が少ないのかもしれません。毎月300円で加入できる医療保険は多くありませんが、日々の節約や貯金のためにコスパを重視する女性の金銭感覚が分かる結果となりました。

 人生を長い目で見て、共に歩んでいく医療保険。この保険と同じように人生を共に歩むパートナーを選ぶならどんな人がいいでしょうか。コスパを重視する女性のこと、やはり節約志向の男性を選ぶのか、そもそも収入の多い男性を選ぶのか……。気になる結果を見てみましょう。