浮気・夫婦別姓・事実婚への意識も判明!

 夫婦を取り巻く問題についても質問しています。

 まず「結婚後の浮気(不倫)についてどう思いますか」と聞いたところ、「どのような理由でも絶対にすべきではない、許されない」が圧倒的多数でした。中でも注目したいのは、16~18歳は「許されない」の比率が高く、反対に「好きになったら仕方がない」「気にせず気持ちに正直になるべきだ」が低いこと。10代は特に不倫や浮気に嫌悪感を抱いているようです。

 「夫婦別姓についてどう思いますか」という問いには、すべての世代で「同姓で不都合があるなら認めるべき」が一番多いという結果に。

 「事実婚についてどう思いますか」との質問では、「本人たちの気持ちが第一だ」「全く問題ない」と肯定する声が目立つ一方で、「不安定だ」「子どもがかわいそう」という意見も少なからずありました。

 いかがでしたか。現代の日本において結婚率は低下しているものの、若い世代はむしろ「結婚したい」「働きたい」「子どもが欲しい」という意識が高いことが分かりました。先行きが不透明な時代ですが、結婚や仕事、子どもを持つことに関して、若い世代に前向きな傾向が見られたことは、とてもうれしいですね。

文/佐々木恵美