年度末が近づいてきました。この時期は異動や退職など、新天地へ向かう職場の上司や同僚のために送別会の幹事を引き受けることもあるでしょう。成功する送別会の秘策とは? 幹事を務めたときの経験について、日経ウーマンオンラインの読者にアンケートで聞いてみました。

【調査概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2017年2月1日~2017年2月19日
◎有効回答数:193名

気持ちよく送り出すために…ちょっとした幹事スキルが問われます (C) PIXTA
気持ちよく送り出すために…ちょっとした幹事スキルが問われます (C) PIXTA

お世話になった人を気持ちよく送り出したい

 今回のアンケートでは「幹事をやるかどうか」という質問に対し、1位「頼まれたときは幹事役を引き受けている」(42.9%)、3位「幹事役は面倒なのでできればやりたくない」(29.1%)など、幹事を積極的に引き受けるわけではないという傾向が見られました。その反面、2番目に多かったのが「お世話になった人の送別会の幹事役はやりたい」という回答。その温かい気持ちこそ、送り出される人にとって一番うれしいものですね!

あなたは幹事をやりますか? また、幹事についてどう思いますか?
あなたは幹事をやりますか? また、幹事についてどう思いますか?

 4位の「自分は幹事に向いていない」(25.6%)のように感じている人も多いですが、幹事を引き受けたからには、良い送別会にしたいもの。また、「幹事のスキルが社内の評価につながる」と感じるかという質問に対して「つながる」と答えた人は43.1%と半数近くに上ります。そこで効率よく幹事の力量を上げるため、ここからは幹事の経験者の意見について見ていきましょう。