ここ数年、「終活」という言葉がメディアなどで話題に上るようになりました。「人生の終わりをより良いものにするため、準備しておくこと」で、おおむね前向きに捉えられています。では、皆さんは自分が亡くなった後のことを考えたことがありますか。20~60代男女の終活観について紹介します。

(全国石製品協同組合調べ、調査期間:2017年1月1日~9日、対象:全国20~60代の男女2846名)

「先祖代々のお墓」「部分散骨」を希望する人がそれぞれ約3割!

 「あなたは亡くなったら、どこに入りたいですか?」という質問に対して、トップになったのは「先祖代々のお墓」で30.2%でした。続いて「部分散骨(残りは、お墓や納骨堂に納める)」(29.7%)、「散骨(すべて散骨)」(15.4%)、「新しく自分で建てたお墓」(15.2%)となりました。

若い世代、独身者、女性ほど部分散骨を望む傾向アリ!

 では、年代別の傾向を見てみましょう。50~60代は「先祖代々のお墓」が1位ですが、20~40代では「部分散骨」が1番多く、60~20代へと年代が下がるごとに部分散骨を望む人の割合が増えていることが分かります。

 次に、既婚者と独身者を比べてみましょう。既婚者は「先祖代々のお墓」がトップなのに対して、独身者の4割以上は「部分散骨」を希望しています。