メイク直し上級者のワザは?

 次に、アンケートの回答の中でも目立っていたお直し上級者の声を紹介します。

「チークとリップは塗り足す。つけまつ毛とアイプチをしているので、調子が悪ければそれもチェック。くずれがひどいときはファンデーションも塗り直す」(30歳、IT・通信、企画)

「保湿スプレーを顔全体に。鼻の皮脂をスポンジかティッシュで抑え、下地を塗ってファンデーションを軽くのせる。リップ下地+口紅。夜に予定があれば、ホットビューラーとアイシャドウを少し重ねる」(33歳、サービス、一般事務)

「テカリをティッシュで抑えてフェイスミストで保湿。余分な水分をオフしてから、スティックタイプの化粧下地を鼻に塗り、パウダーファンデーションを塗る。チークをさっとつけて、口紅を塗り直す」(24歳、医療機器メーカー、専門職)

「退社後に合コンがある場合は、顔を洗うところから」(34歳、マスコミ、広報)

落ちやすいリップのアイテムはお直しアイテムの必需品 (C)PIXTA
落ちやすいリップのアイテムはお直しアイテムの必需品 (C)PIXTA

 また、ベースメイクの崩れをリセットするアイテムを取り入れている人もいました。

+乳液

「季節に応じてプラスαでお直しを。夏は汗をかいたら顔を拭き取り、保湿をしてルースパウダー、チーク、リップ。冬は乳液を手に広げて温め、頬を包み込むように保湿してから、ルースパウダー、チーク、リップを」(30歳、マスコミ、企画)

+メイク直し用ミスト

「ミストを顔中にかけて、それをスポンジで取るようにのばしてから、スポンジのきれいな面でファンデーションをつけ直し、チーク、口紅と直す。メイクしたてのようにきれいに仕上がるのでおすすめ」(32歳、建設・不動産、経理)

 一見、手間がかかっているようですが、こうしたアイテムを使うとメイク仕立てのようなキレイな仕上がりになるうえ、その後崩れにくくもなるので、お直しの回数が減るかもしれません。