冷えやすい指先や首を温める方法は?

 続いては、上半身から体全体にかけて温める方法を紹介します。冷え性予防のために始めた対策が、冷え以外の悩みを改善したケースもあるようです。

冷えるとつらいのが指先や首元 (C) PIXTA
冷えるとつらいのが指先や首元 (C) PIXTA

【首・肩を温める】

小豆の入った温熱まくらをレンジでチンして首元に当てて寝ています。(32歳、製造、SE)

首裏を温めるように、タートルネックを着用。(28歳、不動産、広報)

首の周りと耳を温める。マフラーと耳当てで温めてます。寒いと頭痛も起きやすく困っていましたが、この二つの道具で助かっています。冷え性に効く漢方も飲んでいます。通勤を自転車から徒歩に変えたところ、足先が温まるようになりました。(31歳、サービス、接客)

【指先を温める】

湯たんぽを利用しています。やわらかい温かさがとても気持ちよいです。さらに、手のひらサイズの湯たんぽを通勤の往復時にカイロの代わりに利用しています。(44歳、医療福祉関連、経理・総務・秘書・受付)

冬場は末端を冷やさないようにネックウオーマーや手袋を着用しています。特に手袋は、指先部分がはずれるミトン状のタイプを使っており、付けたままスマートフォンを操作できます。(32歳、公務員、技術職)

【全身を温める】

生花店で勤務しており、普段から冷えるため、インナーは裏起毛やユニクロの極暖を着て、さらに貼るカイロを使っています。(44歳、小売、専門職)

外では、「ウルトラライトダウン」はカーディガンの中に着ます。というのも、ダウンは熱源から熱を得て暖かさを保つので、外にダウンを着てしまうと熱源から遠ざかり、効果が半減するから。コートを着るときは、その下にロングのウルトラライトダウンを着ます。(29歳、法律事務所、秘書)