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小島慶子さん、会社の飲み会には行くべきでしょうか?

2018年8月17日

社内イベント、ランチ……どこまで参加したらいいのか

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 「そんなこと自分で考えろ!」と言われることは分かっている……。だけど、モヤモヤと考えてしまうささいなことを、小島慶子さんにぶつける本連載「小島慶子さんにこんなコト聞いちゃいました」。第7回となる今回は、歓送迎会や社員旅行など、「会社のイベントにどれくらい参加すべきか」についてズバリお聞きしてみました。

Q.社会人1年目の新人です。会社の飲み会やランチは、どのぐらい参加したらいいですか?

飲み会に行きたくなければ、子犬の世話を言い訳に

「断る理由は、仕事の忙しさではなくプライベートのことにしましょう」

 私はほとんど飲めないこともあり、お酒の席は得意じゃなかったですねえ。だって仕事論を熱く語る先輩の話を夜通し聞いた翌日、「あの話はためになりました」って言うと、たいてい相手は「ごめん、俺22時以降の記憶ないんだわ」とか言うからね。本当、私の時間を返せって何度思ったことか。

 楽しく酔える酒好きならそれもいいのかもしれませんが、私は飲むとどんどん冷静になっていくタイプなので、杯を重ねるごとに自分を失っていく人たちの姿をじーっと見ているだけ。そうでなくとも酒席は時間も長くなりがちだし、酔って何度も同じ話をされたりするので、やっぱり不毛なことのほうが多い気がします。

 だから新人の時は最初の1、2回は顔を出してその場の雰囲気を確認し、嫌だったら次からは断りやすいように自分のプロフィールを「設定」しましょう。そうですね、妹に双子が生まれたとか、子犬を飼っているとか、おばあちゃんが寂しがり、なんてどうでしょう。そうして適当な理由をつけて何回か断ると、「どうせ誘っても来ない人枠」にめでたく昇格しますので、強くおすすめいたします。なにはともあれ、無理してまで飲み会に参加する必要は全くありません。

 ちなみに、仕事の忙しさを言い訳に断るのは上手なやり方ではありません。「そんな仕事いいよ。俺が明日手伝ってやるから来いよ」なんてのっぴきならないところまで追い詰められてしまう可能性があるので、必ず断る言い訳はプライベートで考えるようにしましょうね。

 私は飲み会の代わりに、先輩や同僚とランチやお茶にはよく行きました。そのほうが建設的で時間にも無駄がなく、シラフで親交が深められるのでおすすめです。

飲み会で昇進って、ないよ

 新人の頃は私も勝手が分からなかったので、飲み会に誘われないと終わりとか、顔を出さないと干されるかもなんてヒヤヒヤしました。でもですね、結局、飲み会に行こうが行くまいが、そんなことは全く仕事に関係がなかったような気がします。

 社内の有力者たちとの飲み会に同期で自分だけが参加できるチャンスがあり、「よっしゃ!」と思っても、それがきっかけで番組に登用されたとか、社内評価がうなぎ登りになったとか、そんな特需は一切ありませんでした。

 それより酒席に出ると「女子ロール」を求められることもあり、女子アナ、というか新人女性社員という立場のつらさを味わいました。これは多くの女性の身に起きていることかと思います。本当にもううんざり。

 それと、飲み会で盛り上げ役になろうと頑張る人もいますが、絶対にやめたほうがいいのが、「ひな壇トーク」。レストランで食事していると、「○○ちゃん、どーよ!」とか、「出た! ○○キャラ!」みたいなひな壇トークを「仕切っているふう」の人を時折見かけるのですが、これがつらくてつらくて……。

 あれはプロの芸人さんたちが出演前の楽屋で震えながら考えに考え抜いて作り込んだものであり、限られた時間の中で彼らが全力投球して仕上げた「虚構」です。見慣れている気の利いたトークとしてつい手を出してしまうのでしょうけど、あれをリアルの世界で再現すると、いじりと称したいじめやセクハラになるだけ。頑張りどころを間違えないようにしましょうね。

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Profile
小島慶子
小島慶子(こじま・けいこ)
タレント、エッセイスト。東京大学大学院情報学環客員研究員。放送局アナウンサーとして15年間勤務の後、現在はタレント、エッセイストとして活動中。高1と中1の息子あり。現在は家族の拠点をオーストラリアに移し、自身は仕事で日豪往復の日々。著書に「るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記」(講談社)、「ホライズン」(文藝春秋)など。
ツイッター:@account_kkojima
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