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長く記憶に残るミュージカル
『ノートルダム・ド・パリ』

2013年3月9日

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 ミュージカル・スペクタキュラー『ノートルダム・ド・パリ』<英語版>がフランスより初来日。現在、東京・渋谷の東急シアターオーブで上演中です。原作はヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』。ディズニー映画『ノートルダムの鐘』でもおなじみですね。1998年のフランス初演以来、15カ国以上で約800万人が感動したと聞いて、早速鑑賞してきました。

 まず言いたいのは圧倒的な歌の力を感じる素敵なステージ!ということ。50曲以上が歌われたのに、どのメロディも、いつまでも耳に残っているのです。エモーショナルで、メランコリックで、どこかノスタルジック。ソロで歌い上げるところも、合唱の部分も、それぞれに印象的です。高らかに愛を訴えたり、孤独な心境を打ち明けたりする歌詞も心に響きます(日本語字幕が表示されます)。

 英語訳詞を手掛けたのはウィル・ジェニングス。映画『タイタニック』の主題歌でアカデミー賞やグラミー賞を受賞したという人だと聞いて納得です。

 そんな歌に身を任せていると、ダイナミックな踊り、意味深な目配せや妖艶な身振り、モダンダンスやアクロバティックなパフォーマンスの数々が思い起こされてきます。情熱的な愛やそれゆえの葛藤、エゴ満開の野心、絶望や誓いを全身で表すのです。

 ステージセットもスタイリッシュ。登場人物の心境が、思い切ったステージデザインからも伝わってきます。大がかりな舞台装置、壁面も上手に活用した演出、効果的なライティングには目を見張るばかり。

 何よりも勇気づけられるのは、ヒロインであるエスメラルダが、時代や権力に負けない勇気と、たくましく、美しい心を持っているということ。そこに男たちは惹かれるのですが、だからこそ自分たちの思い通りにはいかない。愛のジレンマはどこまでもつきまとうのですね。そういえば同じユーゴー原作の映画『レ・ミゼラブル』でオスカー像を獲得したアン・ハサウェイが演じたのも、強くてやさしいヒロインでした。

 そういえば物語の舞台となったパリ・ノートルダム大聖堂にとっても今年はメモリアルイヤー。1163年に着工してから、今年で850周年を迎えるのです。現地ではいろいろな記念式典が行われています。

 また東急シアターオーブは地上70mに浮かぶ宙空の劇場なんですが、これ、ノートルダム大聖堂の塔に登った時の地上からの高さ、約69mとほぼ同じなんです。終演後、客席から出て窓の外に見えるのは2013年の東京・渋谷。でもノートルダム大聖堂の塔から、(物語の時代設定である)1482年のパリはどう見えたのかな、と思いを馳せるのも素敵ではないでしょうか。

 時代が変わっても、恋する気持ちも、報われない愛のありようも変わらない。でも愛する人を一途に思う気持ちは、やはりかけがえのないものであるということ。それもまた変わらないのかも。

 東京公演は3月17日(日)まで。記念すべき年に、思い出に残るステージをぜひ体験してください!

■ノートルダム・ド・パリ 日本公演 www.harmonyjapan.com/ndp2013
■東急シアターオーブ http://theatre-orb.com

豪華で壮麗なステージを堪能しなくては!

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