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痛快! “英語挫折組”からの復活劇

2015年10月2日

カギは「捨てる」&「脱・完璧」

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「中学レベルの知識で英語は話せる!」という英語トレーナーの青木ゆかさんと、世界50カ国を旅した後に日本で起業した太田英基さんが、「苦手な英語」を克服した秘訣を公開! 海外情報が満載の、スマートフォン向けデジタルマガジン『日経GLOBAL GATE』で交わされた、熱い対談をお見せします

■英語への自信が世界を広げる

太田――世界の約50カ国を旅してわかったのですが、日本ほど英語が通じない国はほかにない。それは驚きでした。知識はあるのにしゃべれない日本人が多い。なぜだと思いますか。

青木――ひとつには、日本人が最初から完璧を求めすぎるから。よく「字幕なしで映画を鑑賞できるようになる」という目標を立てる人がいますが、実はそれはかなり上級レベルなんです。

太田――よくわかります。僕自身がフィリピンで英語に自信をつけた後に、最初に渡ったのがアメリカ。そこで、スタンフォード大学のカンファレンスなんかに参加してしまった。参加者が本気の討論を始めると、もうお手上げ。完璧に打ちのめされました。

青木――最初から高いレベルを求めすぎて、それが達成できないために、かえって英語を嫌いになってしまう。そういうケースは日本人に多い気がします。

太田――日本人はなぜか「ネイティブ信仰」も強いので、発音も言い回しも「ネイティブの英語だけが正解」と思い込んでいる。でもアジアの人たちは、お構いなしに自分たちの英語をネイティブにもしゃべっています。とあるイギリス人がインドの大学に入学して、1カ月程度で辞めてしまったそうで、その理由を聞いたら「英語がわからない」って(笑)。

青木――もうひとつ、日本人が英語を嫌いになる背景に、「この英語はダメ」とバツをつける日本の英語教育があると思う。「彼は親切です」を「He is nice.」と書いたらバツで、「He is kind.」が正解になる。そういう話を聞くと、胸が痛くなります。niceでもいいのに、ダメと言われ続けたら、自信を失うのは当然です。

■苦悩の末に「捨てる英語」と出会う

太田――高校時代の僕がそうでした。もう英語はダメだと決めつけていた。

青木――私の場合は中学生で普通に英語を知って、落ちこぼれ留学生時代から紆余曲折、挫折あり、挫折あり……みたいな。

太田――挫折ばっかりですか?

青木――はい。中学時代に英語に興味を持って、オーストラリア人の先生とよく話していました。先生には英語が「通じた」し、自分はしゃべれると思っていたので、高校2年生の時、イギリスに1カ月短期留学をしたんです。

 ところが初日、ホストファミリーとあいさつを交わして、「家のルールは何ですか?」と聞こうとしたら「rule」の発音がまったく通じない。「ウ~、ウルール」とかうなっているうちに、「You must be tired.(疲れてるのでしょう)」と慰められる始末で……。

 めげずに今度は、「お土産の折り紙で鶴を折ろう」とリビングにみんなを集めた。でもいざ話そうとすると、「お土産ってなんだっけ?」「鶴は?」となって、辞書を調べたりしているうちに、家族が1人、2人と自分の部屋へ消えていきました。一人残ったお母さんまでもが、うたた寝を始めてしまって……。

太田――それは辛い……。

青木――そう。だから「なぜ私は英語を話せないのだろう?」と、ずっと悩み続けました。悶々と。そして大学院生の時にある日本人学生と出会って、彼の英語から大きなヒントを得たんです。私と同じように中学から普通に英語に触れて、その後、アメリカの大学に進んで勉強をしていた「青木くん」という男の子です。

太田――同姓の方……ではなくて、そうか。

青木――はい、今の主人です。一時期帰国していた彼の英語を聞いて、もうびっくり。とにかく何でも説明してしまうんですよ。お茶というのはコレコレ、茶道はこういうもの……と、全部説明する。しかも、その英語に私の知らない単語はなかった。簡単な英語だけなのに、伝えるべきことがちゃんと伝わっている。「どうしてだろう?」と、もっと分析したくなったんです。

 それで私も即、大学院を休学して、アメリカへ留学しました。向こうで、日本人の英語上級者の話す英語をさらに分析してわかった共通点が、「捨てる」ということ。日本語で言いたいことの8割を捨てて、2割のコアの部分を英語で伝えるという、「捨てる英語」メソッドを見つけたんです。

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