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【写真】大人の展覧会・18禁「春画展」

2015年12月11日

浮世絵のエロ「SHUNGA」を美術館でとことん愉しむ

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 東京都文京区の永青文庫で、大規模な「春画展」が開催されています。春画展が女性を中心に盛り上がっていることを、みなさんご存じですか? こちらの展示会は12月23日まで。いよいよ佳境を迎えます。ぜひ足を運んでみませんか?

 『春画』とは、江戸時代に登場し発展した絵画。異性間、あるいは同性間(ときには動物と人間の!)性描写を描いた版画の一種で、「笑い絵」などとも呼ばれたユーモラスで芸術性の高い「浮世絵」です。

 以前から国内外で大変人気があり、春画を題材にした出版物など数多く存在していました。ところが、いわゆる美術館での大規模な展覧会となると、日本ではこれまで一度も開催されたことがなかったのです。

渓斎英泉「あぶな絵 源氏物語」

 実は昨年(2013年秋~2014年冬)、ロンドンの大英博物館で史上最大の春画展『春画―日本美術における性とたのしみ』が開催され、のべ9万人が訪れるほど大盛況を博しました。しかも、来場者の約6割が女性であり、大らかで開けっぴろげな「春画」のエロティシズムが大好評だったそうです。

 実際の作品をご覧いただくと分かりますが、春画の性描写って「エロい」けど「いやらしさ」がないんですよね、ポルノではないというか。そこに描かれている人たちは、みな楽しそうに、そして真剣に(!?)「エロを謳歌」しているんですね。

 冒頭で述べたように、「笑い絵」と呼ばれたこれら、いい意味でナンセンスな春画を、当時の人たちは大勢で「バカだねえ」と笑いながら眺めていたそう。きっと私たち現代人も同じように、「バカねえ」と笑いながら鑑賞することができるのでしょう。

菱川師宣「枕絵組物」(一部分)

 この大英博物館の「春画展」を現地で鑑賞したアーティストの宇多田ヒカルさんが、「日本で開催されないのは残念」とツイッターでつぶやいたことが、ちょっと前に話題になりました。そうなんです。今回、日本で「春画展」が開催されるまでには紆余曲折があり…。

 当初「春画展日本開催実行委員会」は大英博物館の「春画展」を、そのまま持ち込もうと各方面にかけあっていたのですが、国内の主要な美術館からはことごとく断られ、ようやく永青文庫での開催が決まったのだそう。

 どの美術館も、「春画」の芸術的意義は認めつつも、「年齢制限をかけるのは大変ではないか」、「『親子で見られないじゃないか』とクレームがつくのではないか」、「時期尚早ではないか」と、及び腰になるところがほとんど。そんな中、「春画展」の開催場所として名乗りを上げた永青文庫には、心からエールを贈りたいと思います!

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