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iPS細胞よりすごい!? 最先端の“幹細胞コスメ”って…

2015年9月4日

肌を若返らせる!? 最新研究から生まれたスキンケアコスメも続々!!

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これまでどちらかというと“悪者” 扱いだった脂肪に今、注目が集まっている。
その主役は、脂肪にあり、細胞のもとになる幹細胞。再生医療から美容分野での利用まで、
世界が注目する「脂肪幹細胞」の最新研究について紹介する(後編)。
*前回は⇒「「脂肪」は美肌のカギだった!? 世界で注目の新素材“脂肪幹細胞”とは…

 脂肪幹細胞の美容分野での利用が期待される理由のひとつに、コラーゲンや細胞接着たんぱく質、EGF(上皮成長因子)など、肌構造を健やかに保つような物質を作る点が挙げられる。

 コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、肌でハリや潤い、弾力を担う物質は、真皮層にある線維芽細胞によって作られているが、残念なことに線維芽細胞の働きは、加齢に伴い低下してしまう(下のグラフ)。

 そこで、東京大学や大阪大学などと再生医療分野で共同研究を行うロート製薬が、真皮層のすぐ下にある脂肪層に着目。脂肪幹細胞の働きを調べたところ「脂肪幹細胞に線維芽細胞と同等もしくはそれ以上のコラーゲン産生力があることを確認した」と同社細胞工学研究グループの湯本真代さんは説明する。

 その作用について木田主任研究員は、「脂肪幹細胞は普段は体の中で静かに力を温存している。そのため、加齢で衰えた線維芽細胞より高い力を発揮できるのでは」と推測する。

脂肪幹細胞の「移動する力」を高める成分を発見

脂肪幹細胞の移動を促進する成分配合の化粧品を、毎日朝晩のスキンケアで使用してもらったところ、コラーゲンスコアがアップし、肌密度が高まった。また、肌水分量やキメの改善が確認された。(データ:ロート製薬)
※写真は肌断面のコラーゲン密度を調べたもの。黄色が多いほどコラーゲン量が多い。

 だが、この脂肪幹細胞が肌でコラーゲンを産生する力を生かすには、脂肪層ではなく真皮層で働いてほしい。「そこで着目したのが脂肪幹細胞の移動する力」と湯本さん。

 脂肪幹細胞は、傷や炎症ができるとそこに集まり、まわりの細胞に指令を出して組織を修復する。「その“移動する働き”を高める成分を探求し、あるペプチドなどの組み合わせ成分が、脂肪幹細胞の移動力を高めることを発見した」(湯本さん)。

 皮膚を模した二相培養皮膚モデルを使用して湯本さんらが行った試験では、この成分を塗ると、脂肪幹細胞の移動が1.6倍に高まることが確認された。また、この成分には脂肪幹細胞の増殖を促進する働きもあったという。

 実際にこの成分を配合した化粧品を用いたヒト試験では、肌内部のコラーゲンスコアがアップし、肌密度が高まることも確認されている。「現時点では、実際に肌の中で脂肪幹細胞が真皮層に移動していることを調べるすべはないが、今後検証していきたい」と湯本さんは語る。

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