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この時期とっても気になる「わき汗」! 過度な場合は『多汗症』の場合も!?

2015年7月17日

夏に限らず通年「わき汗」がひどい場合は受診がオススメ

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 毎日ジメジメした日が続きますね。匂いや洋服の汗染みなど「わき汗」で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 人と会うことが多かったり、人前に立つような職業の人はとくに気をつかいますよね。NHK朝の番組の司会を務める有働アナの「わき汗」が、視聴者に不快感を与える与えないといった論争も思い起こされるところですが、そうはいっても生理現象。自分ではコントロールできないところが辛いですね。あまりにひどい場合は、「多汗症」を疑ってみてもいいかもしれません。どのような症状なのか、治療法にはどういったものがあるのか、解説しましょう。

わき汗の役割とは?

 わきには、足の裏や手のひら、額などと同じように多くの汗腺が集まっています。人間はこうした部位でつねに汗をかき、体温調節をしています。ですから、暑いときや緊張したときなどに、わきに汗をかくのはごく自然な現象なのです。

わき汗は臭いの?

 人間の汗のほとんどは、エクリン腺から放出されます。その成分は99%が水分で、残りの1%は塩分、尿素、アンモニア、カルシウムなどで構成されています。つまりこのエクリン腺からの汗は、ほとんど臭いを発しません。

 しかし、ワキの下や足の裏など、特定の部位にはアポクリン腺というものが存在しています。通称「フェロモン腺」ともいわれますが、極度に緊張する、サイズの合わない靴を履くなどストレスが強い状況では、ここから汗が分泌されるようになっています。

 このアポクリン腺からの汗の成分構成も、エクリン腺から放出される汗とほぼ同じなのですが、多少のたんぱく質、脂質などを含んでいます。

 通常はそれほど臭いが気になることはありませんが、人によっては、アポクリン腺から特有の強い臭いを発するケースがあります。

 そのような性質をもつ人の場合は腋臭(えきしゅう)症、つまりワキガと言われる病気なので、「多汗症」とは異なります。

「多汗症」ってどんな病気?

 多汗症とは、交感神経がうまく機能しなくなることにより、体温上昇とは関係なく、エクリン腺から汗が過剰に出る病気のことです。多汗症には次の2タイプがあります。

「続発性多汗症」
疾患をもっている人がなる多汗症です。たとえば糖尿病、低血糖、甲状腺疾患等の全身性疾患や脳下垂体および視床下部の病変等の中枢神経疾患などです。

「特発性多汗症」
とくに基礎疾患のない人がなる多汗症で、多汗症の大多数を占めます。遺伝的な要素が強く、一般的には幼少期~思春期に発症し、年齢を重ねるごとに症状が重くなってきます。精神的緊張が多汗症の原因といわれています。わきの下のほかには、てのひらや足の裏にも発症します。

多汗症の原因は?

 続発性多汗症は先にも述べたように、病気との因果関係がありますが、特発性多汗症は特定疾患に指定されており、原因の解明はまだされていません。強度のストレスや肉中心の食習慣が続いてきたことなどにより症状が出やすくなるともいわれています。

 症状を気に病むことでストレスがたまり、仕事や勉強へ悪影響がでたり、対人関係へ支障をきたすなど、社会生活での悪影響も大きいと言われています。

多汗症の治療とは?

 治療方法としては、塗り薬や内服薬があります。とくに漢方では、色白で水太りタイプ、ひざ関節痛を有する人に防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を用います。消化性潰瘍治療薬である抗コリン薬プロ・バンサインを用いることもあります。

 症状が重い場合は、多量の汗を放出するエクリン腺が働かないように処置をする手術が必要です。しかし、手術で完全には働かないようにするのは難しく、手術後にエクリン腺が再生する可能性もあるため、完治は難しいとされています。

 夏だけでなく一年中「わき汗」がひどく、ストレスとなっている人は、一度医療機関を受診することをおすすめします。

監修:坂本 忍(医師)

(※「Mocosuku2015年07月08日付の記事を転載)

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