• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

冥王星ってどんな星? 7月14日の最接近で、初めてわかる「謎の天体」

2015年7月14日

無人探査機ニューホライズンズ、約50億キロの旅を経て冥王星へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア
冥王星の地表には、凍ったメタンと窒素、一酸化炭素が織りなす独特の風景が広がっているはずだ。これは科学的な根拠に基づいて推測した「冥王星の風景」の想像図。(Dana Berry/National Geographic)
<地殻変動が進行>凍ったメタンを含む地層は、凍結した粒子が放つ紫外線の影響で、茶色や黄色に変色する。ごつごつした地形や噴気孔、広大な地溝帯は、地殻変動が活発なことを物語る。この地殻変動は、衝突クレーターの痕跡を地表から消し去る役割を果たし、冥王星の核が熱をもっていることの証しとも考えられる。(JOHN TOMANIO, NGM STAFF; SEAN MCNAUGHTON 出典: ALAN STERN AND MARK BUIE, SOUTHWEST RESEARCH INSTITUTE; JEFF MOORE, NASA; WILL GRUNDY, LOWELL OBSERVATORY)

 私たちは冥王星があることは知っていても、その実態について、現時点ではほとんど何も知らない。

 だが、7月14日にはこうした現状が一変する。NASAの無人探査機ニューホライズンズが約50億キロの旅を経て、この極寒の準惑星からわずか1万2500キロの距離にまで接近するのだ。いったい何が観測できるのか。唯一確実に言えるのは、冥王星が間違いなく人々を驚嘆させるということだ。

 「私たちがこれまで思い描いてきた冥王星のイメージは、煙のように消えてしまうでしょう」。ニューホライズンズ計画の主任研究員アラン・スターンはそう語る。

「準惑星」に降格された天体

 冥王星はいまだに私たちにはよくわからない天体だ。ニューホライズンズが打ち上げられた2006年、冥王星は太陽系の惑星リストから外され、新たに「準惑星」に分類された。そもそも冥王星は発見される前から一筋縄ではいかない天体だった。

 海王星の外側に別の惑星が存在する可能性は、早くも1840年代には指摘されていた。

 20世紀の初頭には、この未知の惑星を発見しようという競争が活発になる。海王星の発見から実に半世紀以上の歳月を経て、新惑星発見の栄誉を手にするチャンスだった。

 米国ボストン生まれの大富豪パーシバル・ローウェルは、この未知の天体を「惑星X」と名づけた。そして私財を投じてアリゾナ州に天文台を造り、1905年にそこを惑星X探索の拠点とする。だがローウェルは1916年、惑星Xを確認することなく他界する。

 やがて時がたち、1930年2月18日の午後遅く、当時24歳のクライド・トンボーがローウェル天文台で持ち場に就いていた。もともとカンザス州の農場で働いていたトンボーは、古い自動車の部品などを使って望遠鏡を作り天体観測していたのを認められ、天文台に職を得た。そして、ローウェルがついに発見できなかった惑星Xの探索を続けていた。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
暮らし方

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ