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口の中の“違和感”を放っておいたら「骨髄炎」に!? 痛みはなくてもキケン

2015年6月3日

コワい“ダメ歯医者”! こんな歯医者にご用心Part2

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「歯科医師の間違った治療そのものが、病気や身体の不調を引き起こすケースもある」という歯科博士の篠原裕之さんの著書『歯科医が病気をつくる』から自分の歯との向き合い方を3日間にわたりご紹介。本日は2日目です。


■口の中の炎症は危険シグナル

 以前、男性が口の中に違和感があると私の医院にいらっしゃいました。

 診察してみると、すでに歯の神経は死んでしまっていて、歯根の顎の骨と接する部分に「根尖病巣(こんせんびょうそう)」と呼ばれる炎症を起こしていました。

 神経が機能していなかったために、結構ひどい状態であったにもかかわらず、痛みを感じなかったのです。

 このように、口の中では気づかないうちにさまざまな症状が起きています

 口内炎、腫れ、出血、神経の損傷。身体が健康だと、自然に治癒することもあるのですが、仕事の疲れがたまっていたり、ストレスを抱えていたり、充分な睡眠が取れていなかったりすると体力的にもキツくなり、免疫力が弱まり、抵抗力がなくなります。

 そうすると、根尖病巣の細菌が活発になり、歯ぐきどころか顔まで腫れあがるようなひどい急性炎症を起こすこともあります。この男性の話を聞いたところ、ここ数日、仕事が忙しくて、睡眠時間が確保できず、 それとともに症状がひどくなってきたとのことでした。ちょっとした症状であっても放置してしまうと、歯を抜かざるをえなくなります。

 それどころか、炎症が骨髄にまで及び、「骨髄炎」になる可能性もあります。

 骨髄炎は恐ろしい病気で、命に関わることもあります。また、手術が必要になることもあり、骨髄だけにとどまらず脳に至ることもあります。

 早い段階で根尖病巣を発見できれば、抜歯をしないで治療が可能です。

 歯や口内に違和感を覚えたときは、自己判断せず、歯科医院に相談してください。ただし、歯科医院に行ったからといって安心はできません。

 「歯」しか診られない歯科医師がいるからです。

 正しい医療知識を持っている歯科医師であれば、根尖病巣を見つけたら、すぐに処置をしてくれます。

 ところが、根尖病巣の存在に気づかなかったり、気づいても、「痛みがないようなら様子を見ましょう」と言うだけで、何もしない歯科医師もいます。根尖病巣の恐ろしさを知っていれば、絶対にこのような対応はできません。もちろん、症状によっては様子を見るという選択肢もあるかもしれません。ですが、歯科医師の言葉を信じたばかりに痛い目を見た人がたくさんいるのも事実です。

 根尖病巣は字のごとく根尖(根の先)の病巣です。レントゲン上では根尖の黒い類円状の影として見ることができます。

 撮影したレントゲンを患者さんに見せなかったり、ろくな説明や治療をしない場合は怪しいです。歯科医院を変えたほうがいいでしょう。

 根尖病巣を完治させるには、歯根の掃除を徹底的にしなければいけません。これを「根管治療」と言います。根尖病巣を早期に発見できても、根管治療がいい加減だと、すぐに細菌が繁殖し、再発してしまいます。

 ここでも、歯科医師をしっかり選ぶことがやはり大事と言えるでしょう。

※明日につづく。

『歯科医が病気をつくる』篠原裕之・著

大阪の篠原長寿歯科の医院長“ちょんまげ先生”が書いた1冊! あなたは間違った歯科治療を受けていませんか? 難聴、眼精疲労、顎関節症、慢性の頭痛、肩こり、腰痛、冷え、不眠、鬱、顔のゆがみ…… あなたを悩ませるこれらの症状、もしかしたら、歯医者での治療によるものかもしれません。歯と口の中の健康状態は、身体全体の健康の要。口の中の健康を保つことで幸せな生活を手に入れる方法を伝授。

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