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【Check】その服、本当にあなたに合っていますか? 人生が変わるファッションの極意

2015年5月15日

大切なのは“おしゃれ”じゃない! 「ファッションで、なりたい自分になる方法」~政近準子さん

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 女性の大きな楽しみのひとつ、ファッション。一方で、どんな場面でどんな服を選べばいいか、意外と悩むことも多いのではないだろうか。
 政近準子さんは、日本初のパーソナルスタイリスト。芸能人のような一部の特別の人だけでなく、一般の人にもアドバイスを行っている。「好きな服と似合う服が一致する人は、実は少ない」と政近さん。「その人の魅力を引き出すファッションで、人生も変わる。逆に、合わないファッションだと、外見で損をすることもある」と言う。自分に似合うファッションの探し方を教えてもらった。

●   ◎   ●   ◎   ●   ◎

政近準子(まさちか・じゅんこ)さん
パーソナルスタイリスト。(有)ファッションレスキュー社長。パーソナルスタイリストプロ育成校 PSJ学院長。
ファッションデザイナーとして大手アパレルメーカーのデザイナーとして活躍後、25歳でイタリアへ移住する。帰国後、2001年に起業し、日本で初めて、タレントやモデルだけではなく、一般の人を対象にしたスタイリングを提案。政治家・会社社長・管理職・起業家などの富裕層をはじめ、幅広い層の顧客を指導する。1万人以上をみてきた経験に裏打ちされたスタイリング術は、絶大な人気を誇る。著書に、『「似合う」の法則 』(発行/ホーム社、発売/集英社、価格/1400円)、『働く女性のスタイルアップ・レッスン』、『一流の男の勝てる服二流の男の負ける服』、『人生は服、次第。』、『チャンスをつかむ男の服の習慣』。 ファッションレスキュー公式サイト:http://fashion-rescue.com

――パーソナルスタイリストとは、具体的にどのようなことをするのでしょうか? 「スタイリスト」というと、著名人のパーティー衣装を選んだり雑誌の撮影のコーディネートをしたり…というイメージですが。

政近さん:一般の人が、通常の生活の中で輝くために、ファッションのアドバイスをするのが仕事です。「どうなりたいか」をヒアリングして、ファッションの側面からそれを実現するためのお手伝いをすることです。

 それは、結婚式など「ここ一番」という晴れの場のことだけではありません。たとえば、「普段の仕事でどんな服を選べばいいか」「子供の幼稚園のお受験のとき、何を着ていけばいいか」「乳がんで乳房をとった人が快適に過ごせる服をどう選ぶか」といったことです。お受験の服装も、受験する幼稚園によって“受ける服”が違います。「どこに受かりたいのか」を聞いて、それに合う服装を提案するわけです。病気で入院している方がいたら、コットンの優しい肌触りのパジャマを探して届けるのも仕事です。ただ「センスのいいファッション」をお教えするわけではありません。「スタイリスト」というと派手な世界というイメージがあるかもしれませんが、私が行っているのは、非常に地道なことなんです。

 こんな例もありました。ある40代の女性が、「今度、昇進試験なんです。昇進させてください!」と駆け込んでこられました。肩に力が入って、最初は何を言っても「細かいことはいいから、何を着たらいいのか教えてください」と、取り付く島もない感じでした。そこからわかってきたことは、「彼女は、自分に自信がないのだ」ということ。仕事はできるでしょう。でも、部下や周りの人からよく思われていない。チームとして仕事をしていくことに自信が持てないのです。そのことをを伝えたら、大泣きでした。そこから彼女は変わっていきました。最終的には合うファッションをまとって、希望通り昇進しました。

 ファッションには人生を変える力があると思いますが、服だけに頼ってもダメ。本当の悩みに向き合わないと、必要な服を選べないんです。

――確かに、着るもので気分が変わる、という程度は感じていましたが、ファッションの力は大きいのですね。

政近さん:そうですね。その人の“中身”が変わると、選ぶ服も変わってきます。

――なぜ、一般の人を対象にした「パーソナルスタイリスト」という仕事をしようと思われたのですか。

政近さん:イタリアにいたとき、パーティーに着ていく服を選ぶなど、個々人のファッションのアドバイスをしてくれる人がいることを知りました。日本にはないことだったので、衝撃でした。なぜだろう…、これから絶対必要になる、そう思ったことがベースにあります。

 イタリアから戻った後、仕事は順調でした。結婚、出産を経験し、充実した日々を送っていました。「パーソナルスタイリスト」としての仕事も、合間に少し手がけ始めてはいました。

 そんなとき、病気になったんです。それも、難病指定されている病気です。薬の副作用もあって、肌がドロドロになりました。出かけると、周囲の人の視線が痛い。「醜いと思われてるんだろうな」と思うと、いたたまれない気持ちでした。「見ないで!」と、心の中で叫んでいましたね。

 「なんで私がこんな大変な目に遭わなきゃならないんだろう」…。悲観してこもっていたんですが、あるとき、主人が、「かわいそうに…。代わってあげられたら」と泣いてるんです。そこでハッとしました。「ああ、自分だけが大変だと思っていたけど、家族も大変な思いをしてたんだ。迷惑掛けてたな」と。

 そこで、気持ちを奮い立たせ、おしゃれして出掛けてみたら、視線を感じない。だれも私を注視してないんですよ。ファッションの力をあれほど感じたことはなかったかもしれませんね。自分自身が自信を持てるファッションを取り入れることで前を向くことができたのだから、自分のように悩んでいる人の手助けをしたいと思ったんです。それが一番大きなきっかけでした。

――そんなご経験から、“ファッションレスキュー”を提唱されるようになったのですね。

政近さん:24時間、365日、受け付けています(笑)

――「似合う服」を選ぶコツはなんでしょうか。

政近さん:

 「その人に似合っているか」は難しい。「好きな服」と「似合う服」が一致する人は、実は少ないからです。「似合う」というのは、「人から見て、その人のキャラクターに合っている」と感じられること。「自分で思っている自分のイメージ」と「人から見た自分のイメージ」が一致していれば、「似合う服」を選べるわけですが、客観的に自分のことを判断するのは難しいですからね。

 次ページのチャートで、自分のイメージに合うと思う言葉に丸をつけてみてください。そして、周りの人にもあなたのイメージに合うものを選んでもらってください。それは、どのくらい一致しますか?

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