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【東日本大震災から4年】10~20代の被災した女性たちに起こっていたこと

2015年3月11日

聞き取り報告書「Tohoku Girls’ Voices」から聞こえたリアルな声

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Tohoku Girls’ Voices
震災当時に10~20代だった東北の女性25人に聞き取り調査した結果をまとめた報告書

 東日本大震災から丸4年が経ちました。被災地に住んでいない働く女性たちも、それぞれの立場で、あの日とその後を思い出していることでしょう。

 私の手元には、震災発生時、10代20代だった東北地方在住の女性と、その支援者たち計25人に聞き取り調査した報告書「Tohoku Girls’ Voices」があります。この調査は、国際協力NGOのオックスファム・ジャパン、国際潮流を踏まえたジェンダー政策に詳しいNPOのジェンダー・アクション・プラットフォーム、そして10代20代女性の支援に携わっているNPOのBONDプロジェクトが協力して行いました。私は報告書の編集協力に関わりつつ、気になった部分について、別途取材を行いメディア向けに執筆しています。

 この調査は他に例を見ない「若い女の子達の被災体験とその後」に注目したもの。読者の皆さんの妹世代に、あの大震災は何をもたらしたのか。彼女たちは何に困り、何を考えて震災後を生きてきたのか。そして今、どんな未来を思い描いているのか。内容の一部をご紹介してみたいと思います。

 実はこれまで、東日本大震災の被災地で「若い女性」を対象にした調査は行われてきませんでした。被災地で様々な女性支援(起業塾、シングルマザーの就労訓練、性暴力の実態調査など)を手掛けてきた、国際協力NGOオックスファム・ジャパン プログラム・オフィサーの高橋聖子さんは言います。
 
「若い女の子たちは助けを求めないし、行政も私たちNGOの支援にもアクセスしてきませんでした」

 一方、国際的に見ると「『災害』と『若い女性』」 は注目の2大テーマです。例えば、国際NGOプラン・ジャパンは”Because I am a Girl”と名付けたキャンペーンを行い、児童婚や、女の子であるために学校に通えない問題などを提起してきました。電車などで「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない」という印象的なコピーの写真を見た方もいるでしょう 。UNDPで途上国のジェンダー平等と女性のエンパワーメント推進に携わり、現在はジェンダー・アクション・プラットフォームで政策提言を担当する大崎麻子さんは言います。

「災害は性別や年齢を問わず人を襲いますが、復興の難しさにはジェンダー格差があります」

 災害後には女性が真っ先に仕事を失い、さらに家庭内でのケア労働が増えるため、ますます復興から取り残されるためです。

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