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『マッサン』の亀山エリーと『花子とアン』村岡英治、憧れても共感できないのはなぜ

2015年2月26日

大人気の『マッサン』、男女で異なる感動ポイント

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 ウイスキー「余市」を昨夜も飲みすぎた。ストレートで飲むとアルコール度数もピート臭(スモーキーフレーバー)も僕には強すぎるが、水で割ると驚くほど飲みやすくなる。和食にも合うので何度もおかわりしてしまう。ただし、5倍に薄めてもアルコール度数は9%なのでビールより強い。調子に乗っていると今朝のように二日酔いになる。

 これほど「余市」にハマっている理由は味だけではない。NHKの連続テレビ小説『マッサン』を観て、日本におけるウイスキーの父と言われる竹鶴政孝氏をモデルにした主人公のマッサンに感情移入しているからだ。

夢に向けて奮闘する様についつい感情移入

 本場の蒸留所でウイスキーづくりを学んだマッサン。しかし、技術と情熱があっても日本では一向に成功しない。スコットランド留学をさせてくれた会社では株主からウイスキー事業を却下されて退職に追い込まれる。次の会社(サントリーをモデルにした鴨居商店)では創業社長のバックアップで念願の蒸留所を開くものの、肝心の新商品である本格ウイスキーは日本市場ではまったく受け入れられない。

 社長命令で営業職も経験し、ずっとこだわってきたスモーキーフレーバーを封じた商品を作っても売れない。悩み抜いたマッサンは、原点に立ち返って納得のいくウイスキーを作るために北海道・余市に移住し、自らの会社を作って蒸留所を建設する。でも、やっぱり売れない。

 成功シーンでスカッとするわけでもないのに、なぜマッサンに感情移入してしまうのだろうか。それは、夢に向けて奮闘しながらも、何度も挫折して落ち込み、美しく賢い妻(竹鶴リタをモデルにしたエリー)をはじめとする周囲に支えられて再起する様子が生き生きと描かれているからだと思う。最初の会社をクビになり、居酒屋でバイトをしながら小説家になろうとする現実逃避ぶりには笑いながらも親近感を覚えてしまった。

 起業する際は、去る会社の社長(鴨居の大将)から経営者になることの覚悟を厳しく問われ、自分の情熱だけではなく雇用を守る責任の重大さに気づく。主人公がようやく「大人」になるシーンだ。マッサンはもどかしいほど不器用で歩みは遅い。けれども少しずつ成長し、立派な経営者に変貌していく。

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