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安藤美姫さん、福原愛さん、宮沢りえさん…「ステージママ」の娘たちの苦悩

2015年1月21日

「母の呪い」をかけられた女性はどう自分を再構築したらよいのか

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■娘の人生を通して、生き直し願望を叶える「ステージママ」「リベンジママ」

 「ステージママ」と聞いて、みなさんは誰を思い浮かべますか? そしてどのような印象を受けますか?

 「りえママ」と呼ばれ、2014年9月に逝去された女優・宮沢りえさんの母・宮沢光子さん、女優・安達祐実さんの母・安達有里さん、卓球の福原愛選手の母・福原千代さん──。最近では元フィギュアスケート選手の安藤美姫さんのお母さんなども話題です。

 子どもをスターに育てようと奔走する母親のことを指す、この言葉。

 実は日経ウーマンオンライン読者にも無縁ではありません。習い事や成績、進学先はもとより、就職先や恋愛、結婚……娘の人生の選択に過剰に熱を上げて介入する母たち。彼女たちの根本は著名人の「ステージママ」となんら変わらないのです。

 娘の人生を通して、自分の人生の未完の部分を完結したり、リベンジを図ろうとしたりする母たちを「リベンジママ」と、筆者は呼んでいます。

 ステージママ、リベンジママ。なにが彼女たちをそうさせるのか、そして娘たちはどう生きればよいのか。

 それは筆者らの提唱する「母の呪い」を紐解くことで明らかになります。

 あなたの人生を阻んでいるのも、もしかすると気付かぬうちにかけられた「母の呪い」かもしれません。

■安藤美姫さんにお母さんが与えた影響とは

 シングルでの出産を選び、現在の交際相手と長女との3ショットを写真投稿サイトで公開して話題になった安藤さん。私生活をめぐって注目を集めていますが、一部では安藤さんのマネージャーを務めるお母さんが、公私に渡り過剰な干渉をしているのではともささやかれています。

 安藤さんとお母さんの象徴的なエピソードがいくつか挙げてみましょう。

・幼い頃、習い事をたくさんやっていた。なかでも水泳が大好きだったのに、半年くらいで母にやめさせられてしまった。やめたいなんて言ってないのに。

「女の子だから、肩がいかつくなってほしくなかったの!」と母。
・小学生から高校生頃まで、母がコスチュームをデザインしていた。安藤さんは最初からシックなものを着たかったが、母はフリフリのものを着せたがった。

「美姫がスケートをはじめたのは8歳で、フリフリが似合う時代にスケートをやっていなかった。みんな3歳くらいからスケートをはじめているから、かわいい衣装が似合う時代がある。なのに、美姫がはじめてコスチュームを着たのは小学校4年生。最初だけでもフリフリを着せたかった」
・中学の頃、母のプロデュースで前髪を多く作って、オードリー・ヘップバーンのような髪型にした。

「私の思惑どおりに、みんなオードリーみたいって言ってくれて嬉しかったわ」と母。
・幼稚園の時の学芸会でシンデレラの役をやらされたが、目立つ役が本当に嫌で チック症候群にかかってしまった安藤さん。小学校ではその他大勢の村人Aの役をやって楽しかった。

「チックは子どもが嫌な思いをしていることに気付いてあげられなかった親の責任だと 医者に叱られたけれど、でもシンデレラをやりたくない子なんて聞いたこともない。村人の役のほうが楽しかったなんておかしな子」と母。

 安藤美姫さんのご著書『空に向かって』(扶桑社文庫)は安藤さんへのインタビューをもとに構成されているようですが、いたるところに「母註」と安藤さんのお母さんのコメントが差し挟まれます。インタビューを受ける安藤さん、横から口を挟むお母さんの姿が浮かぶようです。

■“いつまでもママのかわいいお人形さんでいてね”

 そんな安藤美姫さんには“いつまでもママのかわいいお人形さんでいてね”という「母の呪い」がかかっているように見えます。

 二人の関係では、母が娘に対して、体型やファッション、髪型など、外見的なことに対して細かく干渉していることが特徴です。娘の身体があたかも自分の身体の延長線上にあるような、娘の身体が自分の肉体の一部であるかのような錯覚を起こす母親は、実は少なくありません。

 異性である息子に対しては起こさない、母娘特有の感覚です。

 肩がいかつく発達してほしくなければ、はじめから水泳などさせなければいいものを、一度与えたものを本人の意思を無視して取り上げたり、「みんな」がスケートをはじめた3歳の頃にはじめさせていなかったのは親の選択であるのに、本人の好まないフリフリの衣装を着せたがったり……まるで母の意のままに操ることのできるお人形のようではないでしょうか。

 2008年ごろには、心の不調で食べた後に嘔吐していたという安藤さん。162センチの身長に対し、体重は43キロにまで落ちていたそうです。

 この頃、お母さんをはじめとした近しい人たちは、練習の厳しさなどをめぐって、コーチでありプライベートでもパートナーであったニコライ・モロゾフ氏と対立、安藤さんと彼を引き離そうとしました。しかし揉めに揉めた末、お母さんが折れるかたちで、モロゾフ氏がコーチを続けることとなっています。

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