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小渕、松島両氏の謝罪はなぜ「明暗」を分けたか

2014年10月22日

パフォーマンス心理学博士・佐藤綾子が女性閣僚二人の辞任会見を分析

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 驚いたことに、午前に一人、午後に一人と同じ日に、小渕優子氏、そして松島みどり氏の二人が、閣僚を辞任しました。

 二人とも辞任届けを自ら提出し、その願い出を安倍晋三首相が受理したため、辞任という行為に対しては、自主的に行ったという形になりました。

 けれども、この二人の辞任に対する説明の仕方を見ていると、あまりにもコントラストが大きいことに驚かされます。

謝り方を間違えるとその後の信頼関係に大きなヒビが入ることに…

 小渕氏は終始伏し目がちで、「観劇についての大金の差額は、自分もこれから一所懸命調べますが、ちょっと時間をかけて丁寧に調べ、さらにもっと調べても、もしかしたらわからないかもしれません」と自分の困惑は元より、誠実さと申し訳なさが、顔の表情にしっかり表れていました。うつむきながら話す姿からは、誰が見ても「心から謝っているのだ」という印象が伝わってきます。

 これとコントラストをなしたのが、松島氏です。

 首相官邸に向かう通路を歩きながら、時々笑みを浮かべているではありませんか。「何かこれから良いことを発表する」という印象を与えるような表情でした。

 さすがに大口を開けて笑っているのではないのですが、少しだけ口の両サイドの筋肉(口角挙筋)を上に引き上げ、前歯が三本ほど見える小さなスマイルをつくっています。

 場にそぐわないその笑顔は遠くから歩いてくる姿でもよく目立ちましたから、アップに映った彼女の顔を観た人々は「人をバカにするな! 本気で謝っているのか!?」と腹を立てたのではないでしょうか。

 実際には、松島氏が問題になったのはウチワを配ったことですから、その制作費を考えたら、小渕氏の「観劇費用」とはそもそも比べものにもならないほど、小さな金額だったことでしょう。

 にもかかわらず悪印象を与える結果になったのは、「政治の勉強材料のつもりだった」という説得力に欠ける言い訳よりも、「ふてぶてしい」とも受け取られかねない表情が原因でした。

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