• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

昔の彼女の写真を捨てずに持っている夫

2014年10月22日

川村妙慶が働く女性の悩みにお答えします その2

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア
【相談】
夫が昔の彼女との写真や手紙を大切に持っているのが許せません。隠しているのを知っているんです。夫婦仲は悪くありません。なのに、なぜそんなものを後生大事に持っているのか理解できません。私は結婚するとき、昔の彼との思い出の品は処分しました。私は嫉妬(しっと)深くて嫌な女ですか?
京都府 M.Fさん

あなたとは違う感覚なのかも。
彼が目の前にいてくれることが一番の幸せです

 ようこそお便りくださいました。連れ合いさんのことを大切に思っておられるのですね。

 さて、連れ合いさんは昔の彼女の写真を捨てきれていないそうですが、あなたとは違う感覚なのかもしれません。彼女の写真そのものが大切なのではなく、元彼女の写真を通じて、青春を回想しているのかも。誰にでも思い出はあります。その思い出の中にあなたは入れないのです。お互い、過ごした環境は違うのですから。

 もう一つ、連れ合いさんにとって「物」を捨てるという感覚がないのかもしれません。私の夫も、昔のお見合い写真(自分と相手のもの)をいつまでも捨てずに置いています。見ることもないのですが、捨てることもしません。捨てることが「悪い」という気持ちからなのかもしれません。私は過去の夫のことは知りません。ですから独身時代の写真を見て「あなた、このころは太っていたのね~」とからかって楽しんでいます。

 さて、「無量寿経」というお経の中に「人、世間愛欲のなかにありて、独り生まれ独り死し、独り去り独り来る身みずからこれを当くるに 代わるものあることなし――」とあります。人間は生まれるときも独り、死ぬときも独り。そして行動をするのも独り――ということです。一見、冷たい言葉のようですが、これが事実です。つまりあなたと連れ合いさんは一緒にいるようですが、トイレだって、食事だって、一人で楽しみます。何もかも一緒にはできないのです。相手に「自分と同じ考えでいてくれ」とはいきません。

 あなたは過去の写真を捨てた。しかし彼は捨てなかった。これも感覚の違いです。あなたが「私がいるのに、写真を後生大事に持っているのが理解できない」というのがそれ。相手の考えは理解できないのです。「この人、一体、何を考えているの?」とつかめないからこそ、夫婦は面白いのです。

 連れ合いさんがあなたと話をするとき、笑ってくれたとき、何かをしてくれるとき、目の前にいてくれるということに「最大の喜びをいただく」。これが大切なことではないでしょうか? あなたの元に帰ってきていることが、一番の幸せです。誰でも人に見せたくない宝箱はあります。見てしまうとお互いがしんどくなることもあります。バラバラで一緒。しかし違いを認める夫婦の発見を大切にしてくださいね。

回答者
川村妙慶
川村妙慶さん
1964年、福岡県生まれ。真宗大谷派僧侶(京都正念寺坊守)。広島経済大学客員教授、NHK・読売・中日文化センター「心が元気になる講座」講師。著書に『女の覚悟」(講談社)、『大丈夫なんとかなるから(?ベストセラーズ)、『悩む女こそ幸せになれる』(講談社)他多数。趣味は着物、ヨガ、喫茶店めぐり。正念寺(京都市)在住。

魅力的な人にならう
第3回「魅ならい塾」概要

日時:2014年10月28日(火)18:30~21:30終了予定(18:15開場)
場所:ホテル椿山荘東京(東京都文京区)
主催:日経ウーマンオンライン魅ならい塾
協力:長沼静きもの学院
定員:先着100名 ※定員に達し次第募集は終了いたします
参加費:1000円(税込)
■■「和の心に魅ならう~シンプルライフのススメ」

<講師>
僧侶/アナウンサー
川村妙慶さん

お釈迦様の教えを基に「生きがいを持って生きる」をテーマに全国で講演活動を行う。僧侶の立場から「聞く」ことの大切さ、アナウンサーの立場から「伝える」ことの大切さを教える。2007年にはヤフーで人名検索1位になるほど、カリスマ僧侶として注目を集める。ブログ「日替わり法話」は17年間毎日更新。毎日6万のアクセスと一日約100通の悩み相談が寄せられる。
現在は広島経済大学客員教授やNHK・読売・中日文化センター「心が元気になる講座」講師も務める。
著書に『女の覚悟」(講談社)、『大丈夫なんとかなるから(?ベストセラーズ)、『悩む女こそ幸せになれる』(講談社)他多数。
NHK第2文化番組「こころを読む」(毎週日曜日午前6時45分・再放送:午後1時20分~)では10月5日から「泥の中で笑う 身と心をほぐす13の智恵」を放送予定。
趣味は着物、ヨガ、喫茶店めぐり。正念寺(京都市)在住。

◆ご応募はこちらから
    ↓
https://ec.nikkeibp.co.jp/pages/FG0702010Ini.do?itm=
SM_01W01611012001


※ご登録いただいた情報は、出席/欠席にかかわらず、本セミナー・イベントの事務連絡のほか、日経BP社および日経BPグループ会社からの各種お知らせ(刊行物、展示会、セミナー等)やアンケート、 広告主等の製品やサービスのご案内に利用させていただく場合があります。

※本セミナー・イベントはご登録情報の提供にご同意いただける方のみお申込をお受けし、長沼静きもの学院に第三者提供いたします。長沼静きもの学院から、直接各種ご案内(製品・サービス、展示会・セミナー催事等)や、 調査などに利用させていただく場合があります。

※お支払はクレジットカード決済のみとなっております。
※複数名でご参加の場合は、お一人ずつのお申し込みをお願いします。
※お申し込み後のキャンセル、ご返金はお受けいたしかねます。
※なお、お申込後受講証を他人に譲渡することはできません。
※講演時間、内容、講演者などは、都合により予告なく変更する場合があります。
※当日の模様は取材・撮影させていただき、後日に日経WOMANや日経ウーマンオンラインなど日経BP社の媒体でご紹介いたします。ご了承ください。

構成/黒住紗織(編集部)

日経ヘルスプルミエ2012年 夏号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
恋愛・結婚人間関係の悩み

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ