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同世代で同性の部下に嫉妬する自分が嫌

2014年10月21日

川村妙慶が働く女性の悩みにお答えします その1

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【相談】
上場企業の部長職にやりがいを感じています。ただ、部下に一人、三つ年下の女性がいて、顔を見るとイライラします。若い女性には感じないのに。先日は、私が接客するつもりだった海外からの来客に、多くの部員の指名を受けて彼女が対応しました。私に一言の挨拶もなく楽しそうにしている彼女を見ると、憎悪の気持ちがわいてきます。こんな自分が嫌です。
愛知県 T.Tさん

比べるところに幸せはない。相手を対等に
認めることで嫉妬や不安から解放されます

 ようこそお便りくださいました。正直な胸の内を投げかけてくださいましたね。気持ちは痛いほど伝わります。彼女はあなたと“同”世代、とのこと。しかし、この「同」が嫉妬のキーワードになることをご存じでしたか?

 人間には人と比べる「慢(まん)」という煩悩があります。比べることで自分の立ち位置を決めるのです。彼女とは「同業者」「同性」「同世代」すべて「同」ですから嫉妬だらけですね(笑)。

 なぜ「同」に嫉妬するのでしょう。それは、原点が同じだから。同じ仕事をし、互いに新人のころは同じ仕事を一緒に覚えていたのでは? 部長という立場まで着けたのに、大切なお客さんの対応は彼女にとられた。いつの間にか彼女があなたより評価された悔しさで嫉妬するのです。相手が男性ならまた気持ちも違いますが、同じ女性として相手に人気があると、なぜ彼女なの? という怒りや寂しさが出てくるのです。そして同世代。若い人にはそうは思わないのは、若い人には対抗できないとあなたが悟っているから。しかし彼女は世代が一緒だから、「何が違うの?」と比べてしまうのです。

 私は「比べるところに幸せはない」と思っています。誰かを意識することはあっても、それはその人の存在を認識するということで、認めること。

 あなたは心のどこかで、自分の地位、プライド、価値を守ることに一生懸命なのではないでしょうか。

 それを「ピラミッドの生き方」と私は講演会などでもお伝えしています。ピラミッドは三角形。頂点で生きることは大変です。足場も斜めですから、いろんな支えが必要になります。お金や他人、時には身内ですら支えにします。そして、支えがなくなれば、転げ落ちるのです。

 うまく頂点に登りつめたとしても、転げ落ちないように必死になるでしょう。そこでは自分のこと以外は考えられなくなってしまう。他人はすべて利用するだけのものとなり、対等に向き合いにくくなります。こんな視点だと不安が消えることはありません。

 あなたは、ピラミッドの底辺である平らな世界へ行っては? 上も下もない、お互いが肩を並べて対等に生きられる世界です。身分を捨てろということではありません。心の中にある身分を捨てたらいいのです。

 「あの子は愛想がいいから人気がある。そのことで会社を支えてくれている」と思えばいいのです。すると「私は私でしなければならないことがある」と思えるでしょう。「私」を堂々と生きてください。そして周りを認めることです。お互いにやっていこうね! こんな気持ちになれたとき、嫉妬の心から解放されますよ。

回答者
川村妙慶
川村妙慶さん
1964年、福岡県生まれ。真宗大谷派僧侶(京都正念寺坊守)。広島経済大学客員教授、NHK・読売・中日文化センター「心が元気になる講座」講師。著書に『女の覚悟」(講談社)、『大丈夫なんとかなるから(?ベストセラーズ)、『悩む女こそ幸せになれる』(講談社)他多数。趣味は着物、ヨガ、喫茶店めぐり。正念寺(京都市)在住。

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第3回「魅ならい塾」概要

日時:2014年10月28日(火)18:30~21:30終了予定(18:15開場)
場所:ホテル椿山荘東京(東京都文京区)
主催:日経ウーマンオンライン魅ならい塾
協力:長沼静きもの学院
定員:先着100名 ※定員に達し次第募集は終了いたします
参加費:1000円(税込)
■■「和の心に魅ならう~シンプルライフのススメ」

<講師>
僧侶/アナウンサー
川村妙慶さん

お釈迦様の教えを基に「生きがいを持って生きる」をテーマに全国で講演活動を行う。僧侶の立場から「聞く」ことの大切さ、アナウンサーの立場から「伝える」ことの大切さを教える。2007年にはヤフーで人名検索1位になるほど、カリスマ僧侶として注目を集める。ブログ「日替わり法話」は17年間毎日更新。毎日6万のアクセスと一日約100通の悩み相談が寄せられる。
現在は広島経済大学客員教授やNHK・読売・中日文化センター「心が元気になる講座」講師も務める。
著書に『女の覚悟」(講談社)、『大丈夫なんとかなるから(?ベストセラーズ)、『悩む女こそ幸せになれる』(講談社)他多数。
NHK第2文化番組「こころを読む」(毎週日曜日午前6時45分・再放送:午後1時20分~)では10月5日から「泥の中で笑う 身と心をほぐす13の智恵」を放送予定。
趣味は着物、ヨガ、喫茶店めぐり。正念寺(京都市)在住。

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取材・文/竹島由起 構成/黒住紗織(編集部)

日経ヘルスプルミエ2013年 春号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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