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「子供が欲しくない」と言ってもいい!

2014年9月25日

“妊活”の流行に戸惑う女性の心理をカウンセラーに聞く

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 「妊活」というコトバが街に浸透するようになってから、居心地の悪さを感じている女性が増えているという。それは「子供を欲しいと思えないから」。

 2013年、連合(日本労働組合総連合会)が20歳~49歳の男女3000名を対象に行った調査では、4人に1人が子供は欲しくないと答えている(参照:子ども・子育てに関する調査)と、子供を希望しない人が増えているにも関わらず、それを口に出すのがためらわれる。

周囲の“子供を産んで当たり前”的意見にうんざり

結婚して3年目。親戚や友達は「お子さんはまだなの?」「そろそろお子さんは?」「いいママになれると思うけど」と口々に。「子供はまだ……」と言うと、揃って「早い方がいいわよ」と言われることに疲れた。(Mさん、36歳)
「子供が欲しくない」と友達に話したら「母性が足りないんじゃないの?」と返され、何も言えなくなった。私は女として欠陥品なの?(Sさん、29歳)
「子供に時間を取られたくなくて」と言ったら、「わがまま」「大人になりきれてない」とバッサリ切られてショックを受けた。(Rさん、34歳)
彼と二人の生活で充分なのに周囲は「子供がいると楽しいわよ」と。「子供がいたら大変」とイヤなイメージしかわかない私はみんなと違う?(Yさん、32歳)

 そんな「子供を欲しいと思えない」女性のモヤモヤを解消すべく、カウンセラーの高橋かのんさんに聞いてみた。「“子供が欲しくない”女性はオカシイですか?」

他人軸じゃなくて自分軸で考えて

 「子供が欲しくない」と思うことがオカシイかと言われたら、そんなことないというのが私の考えです。子供がいれば楽しい、いないと不幸なんていうのは誰が決めたんでしょう? 子供がいる、いない、どっちがダメでどっちが正しいなんてない。自分の人生なのですから、自分の好きなように生きていいのです。まず大切なのは「子供が欲しくない」と思っている自分の気持ちを素直に認めることです。

 実は、「結婚して子供を産むのが当然」という周囲の考えにモヤモヤするのは、どこかで自分でもそうなんじゃないかと思っていて「欲しいと思えない」自分を自分が責めちゃうから。苦しくなるのは「“妊活”という主流に乗れない私ってダメ」という考え方。周囲の気持ちにあなたが縛られる必要なんて全然ないんです。

自分の奥底にある気持ちと向き合うこと

 でも「子供が欲しくない」という気持ちを紐解いてみることは大切。例えば「子育ては大変」と負のイメージしか湧かない人は、自分の子供の頃を思い返して、親が自分を産んだせいで、苦労した、自由を奪ったなどと思い込んでる人も多いし「子供が欲しくない女は欠陥がある?」と思う人は、過去に自分が女として失格だと思ってしまう出来事があった可能性も。でもそれはあなたが思い込んでいるだけで事実じゃない。まずは自分を悪く考えてしまう理由を紐解いて、そこに心の傷があればそれを癒してあげればいい。

人に認められるために頑張らなくていい

 そうやって紐解いた自分の気持ちと向き合って、ひとつひとつ解決していけばいつか「子供が欲しい」と思う日が来るかもしれないし、子供なしでも充分幸せだと確信できるかもしれない。だから「子供を欲しい気持ちになれない自分」を責める必要はまったくなくて、今は、今楽しいことをめいいっぱい楽しんで! あなたの学びに必要があれば、神様がそっと授けてくれるから。周りの目が気になって「子供が欲しくない自分」を隠す必要もないし、言われてヘーキなフリなんてしなくていい。まして「子供が欲しくない」ことはだめじゃないと人に認めさせるために闘う必要もありません。あなたの人生はあなたのもの、人に認められるために頑張る必要なんてないんです。

 ただ、パートナーがいるときはしっかりと気持ちを話すこと。ほしい、ほしくないの論争ではなく、それをいい機会に、お互いの未来のイメージや望み、不安を語りあって。話し合う上で子供が欲しくなることもあるし、彼が理解してくれれば周囲の声を気にすることもないし、わかってくれないと悩むこともなくなりますよ。

お話を伺ったのは……
心理カウンセラー、ビジネスコーチ
高橋かのんさん
宇都宮大学教育学部卒業後、大手旅行会社グループに入社。在職中に多くのお客様からの期待や不安、クレームなどの感情に触れカウンセリングに興味を持つ。退社後、心理カウンセリング、ビジネスコーチングの認定を取得、カウンセラーとしての仕事を開始。現在は心屋流カウンセラーとしてカウンセリング、セミナーを中心に活動中。ブログはコチラ

(※「ウートピ」2014年9月17日付の記事を基に再構成)

ウートピ
ウートピは、女性のためのニュースサイト。今話題のニュースを女性ならではの視点で切り取ったり、まだ世の中には出ていないけど、実は女性にとって重要な情報を発掘して、みなさまにお届けします。
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文/根本聡子

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