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都議会セクハラやじと女性に伝えたいこと

2014年7月3日

理不尽にはNoを言える力を持っていることを知ってほしい

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 ここしばらく、私の周りでは、都議会のセクハラやじに関する話題が続いています。問題発言をした議員が名乗り出て謝罪会見した後も、働く女性が集まると、この話題が絶えません。大きな理由は「私も同じようなことを言われた」人が少なくないためです。政治家に限らず、働く女性が同じ体験をしているのです。

 問題は、職場でセクハラ発言が続くことに加え、本当は不愉快なのに、笑って受け流している、もしくは受け流さなくてはいけない、と女性たちが感じていることです。「それが大人の対応」「このくらいで怒るのは怖いフェミニストみたい」と思われたくないばかりに、怒りを自覚できず、笑ってあげたり、冗談として対応してきた人がなんと多いことか。「塩村議員の表情を見て、自分の受けたセクハラ発言を思い出した」という人もいます。

不快な思いをしたら怒ってもいい

 ぜひお伝えしたいのは「いやなことを言われたら怒っていいんです」ということです。似たような経験は私にもありました。26歳の時、当時の彼氏(現在の夫)が米国留学しました。私は東京に残って仕事を続けるため、6年間、日米に離れて遠距離交際をしていたのです。

「彼は何年行くの?」と一体、何人から聞かれたことか。「最低4年」と答えるやいなや「じゃあ、れんげちゃん、30歳になっちゃうね」、「大丈夫?」などと言われたものです。その多くは男性ではなく女性からでした。

 独身で働く女性に、結婚しろとプレッシャーをかけるのは、日本だけではありません。休みを取って米国へ行くたび、夫の友人知人たちからは「なんで彼についてアメリカに来ないの?」と尋ねられました。ある時は米国女性から「よく我慢できるわね」と言われ、反論したかったのですが苦笑いするだけだったことを、今もよく覚えています。

 英語力不足がもとで「耐えるアジアの女性」扱いされるのに我慢できなくなり、ベルリッツに通うことにしました。何とか話せるようになってすぐ、こう言い返しました。「私は東京ですごく楽しい仕事をしている。夫と子どもを養えるくらいお給料をもらっている。彼はまだ学生で収入がない。あなた、むしろ、彼に『なんで彼女についていかないのか』聞くべきじゃないの?」と。

「こいつは怖いフェミニスト」と思われたに違いありません。以来、米国では、ぱったり「結婚しないの?」と聞かれなくなりました。可愛い女性と思われることより、自分の尊厳を守ることの方が、私にとっては大事だったのです。

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