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再ブーム『クリィミーマミ』に学ぶヒント

2013年12月19日

書籍『クリィミーマミはなぜステッキで変身するのか?』発売

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 放送から30年が経った『魔法の天使クリィミーマミ』。2013年には関連商品や記念イベント、コンサート、期間限定ショップなどが次々企画され、大きな盛り上がりを見せている。

 かつてアニメに胸をときめかせていた女性ファンは今や30代。クリィミーマミの手鏡やバッグつきムックは発売するやいなや、熱心なファンのおかげで異例の売れ行きを見せた。

 その『クリィミーマミ』のアニメを制作したのは、今や老舗となった株式会社ぴえろだ。『ニルスのふしぎな旅』にはじまり、『うる星やつら』や『きまぐれオレンジ★ロード』『幽☆遊☆白書』など、30代にとっては懐かしい人気作を生み出してきた。最近でも『BLEACH』や『NARUTO-ナルト-』などのヒットを手掛けている。

 ぴえろの創業者である布川郁司氏が、このほど書籍『クリィミーマミはなぜステッキで変身するのか?』(日経BP社刊)を上梓した。その中では、かつての名作の制作裏話とともに、21世紀のコンテンツビジネスの世界を生きのびるためのヒントが語られている。

 初めて手掛けた『ニルスのふしぎな旅』ではいきなり4000万円もの赤字を出した。「経営者失格」からスタートした布川氏は、35年におよぶぴえろの経営において、「一つでも多くの良い作品を作ること」と「収益をあげて会社を存続させていくこと」の両立を心がけてきたという。ときに矛盾するこの二つを実現するために、アニメ業界独特の「現場でのやりくり」が功を奏した。所属にとらわれずに作品ごとにスタッフの力を結集し、柔軟に現場を回していくノウハウは、他のジャンルの制作現場でもヒントになる。

 カバーイラストは『クリィミーマミ』のキャラクターデザインの高田明美氏。表紙をめくると、セル画ふうの主人公が現れる。ほかにも、ぴえろ代表作のキャラクターがカラーで登場。資料も充実しており、ファンにもうれしい一冊だ。

 なお、本のタイトルにもある、「クリィミーマミがステッキで変身する理由」については、ぜひ中身を読んで確認していただきたい。当時のアニメビジネスの一端がうかがえるエピソードである。

『クリィミーマミは
 なぜステッキで変身するのか?』
(日経BP社・布川郁司著・1600円+税)



 
 


文/日経BP社 出版局

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