年末に向けて、何かと気忙しくなる季節―。働く姿勢を見つめ直したいこの時期に、生き方や働き方が気になる憧れの人物を全国の働き女子に聞いてみました(回答者数:1130人 調査期間:2013年9月1日~30日)。まずは仕事の上でロールモデルになりそうな「憧れの人」をご紹介します!
●グローバルに活躍するあの人に注目!
圧倒的支持を集めた緒方貞子さんを始め、世界規模で活躍する女性や、海外の著名経営者がロールモデルとして支持を集めた。すぐには真似できなくても、その発言や著書に学ぶことは多い。
緒方貞子さん(国際政治学者)
「国連難民高等弁務官を務められたすごい人。前例のない決断で数多くの難民の方が救われたと聞きます。意思の強さ、迷いのなさなどに憧れます」(22歳)
「前例にとらわれず、自分の信念に基づいて国連難民高等弁務官時代に様々な実績を作った」(39歳)
「海外で、危険を顧みず平和活動を行っておられるので」(39歳)
「尊敬というより崇拝の気持ちなのですが早くから海外で働くパイオニアとして唸ってしまう様々な発言に勇気づけられます」(39歳)
「『仕事なんて子育てが終わってからやればいいのよ』という名言に、彼女の強さとしなやかさを知りました」(年齢不明)
曽野綾子さん(作家)
「自分の考え方をしっかりと持っており、年齢を重ねても様々な活動をしていてその行動力に感心します。世界の苦しんでいる子供たちなどへの救済活動などをしていて素晴らしいと思います」(40歳)
シェリル・サンドバーグさん(米フェイスブック社COO)
「最先端の企業の女性経営者として、どうガラスの天井をクリアしていくのかが気になる」(33歳)
「著書『LEAN IN』を書いたシェリル・サンドバーグさんが最近注目する女性です。勇気と指針を与えてくれます」(年齢不明)
「著書を読んで、とても頭の良い人だと思ったので」(41歳)
「彼女の『女性がもっと意欲的に出世を目指すべきだ』という考え方は、もっと広まって欲しいと思います」(41歳)
●ワークライフバランスを上手にとりたい
多忙な芸能人や経営者の中でも、たおやかに仕事と家庭を両立している女性にも注目が集まった。家族を大切にしながら、やりたい仕事は続ける。いずれも自然体でこなしている姿に憧れる女子が多数!
内田恭子さん(フリーアナウンサー)
「TVアナウンサーからフリーになり、母親になっても自分なりのペースで公の場に出て働いている姿が理想。自然体な彼女の生き方に惹かれています」(年齢不明)
桃華絵里さん(モデル/株式会社Moery 代表)
「小学生の子供をもつシングルマザーでありながら、モデル、社長としても成功している。家族も仕事も大切にして楽しんでいるところに憧れます」(25歳)
経沢香保子さん(トレンダーズ代表)
「出産・育児も経験しながら、バリバリ働いている経沢さんの今までの人生や仕事・育児に関する考え方を知りたいです。今後のロールモデルとして参考にさせていただきたいです」(23歳)
「なぜ同じ女性でもここまで行動力や勇気があるのだろうと感心しています。会社を起業するという大きなことはできないかもしれないけれど、自分も行動力を見習いたいと思っています。また、行動力のある女性はなんとなく男らしくなりがちですが、彼女は女性らしさを活かして行動しているように思います」(27歳)
山口智子さん(女優)
「年齢を重ねても、長らく休んでいた仕事に復帰しても、前よりも輝きが増しているように感じます」(33歳)
「マイペースで仕事をされているところ」