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村木厚子「ゆっくりでも、花はいつか開く」

2013年12月4日

日経WOMAN Networkingフォーラムプレミアム2013レポート

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 魅力的な女性リーダーを目指す学びとネットワークづくりの場「日経WOMAN Networkingフォーラムプレミアム2013」が11月16日、東京コンファレンスセンター・有明にて開催。7名の講師陣による熱い講演が繰り広げられ、250名の女性たちが耳を傾けた。
 厚生労働事務次官の村木厚子さんの講演テーマは、「ゆっくりでも、花は開く~女性リーダーの時代によせて~」。働く女性を取り巻く環境と今後の展望について、海外と比較したデータや自身の経験などを交えて語りかけた。

「今日は、日本で働く女性たちの環境についてお話したいと思います。まず、女性の就業率を国際比較したデータを見てみましょう。これは、どの年代の女性が何パーセント就業しているかを調査したものです」。

 日本のデータを見ると、25~29歳では70%を超えるが、そこから急降下。35~39歳では60%台前半にまで落ち込むものの、再び上昇。45~49歳で70%台前半まで立て直し、以降は下り坂になっている。「子育てなどを機に、女性が仕事を辞めてしまうんですね。なんとなく、仕事か子どものどちらかを選ぶというイメージがあって、日本や韓国ではこのように、女性の就業率が一度落ちる。でも、アメリカやイギリス、フランスなど多くの先進国の就業率はそのまま。子育てをしながら働き続ける女性が大多数なんです」。

 また、女性の就業率は出生率にも関連する。「多くの女性が働いている国ほど、赤ちゃんがたくさん生まれています。日本では、女性の社会進出というと家族を大切にできないんじゃないかと思われがちですが、そんなことはないんです。他国の例を見てみると、女性が働きやすい環境を整えている国ほど、たくさんの子どもを産んで家庭を築いています」。女性は社会の支え手であり、子どもは将来の社会の支え手だ。今、日本の社会保障は、高齢者1人を現役世代3人で支える騎馬戦型。50年後には、現役世代1人で支える肩車型になる想定だという。女性と子どもを大切にする社会が、今後の日本を支えることは明らかだろう。

 さらに、UNDP(国連開発計画)の調査によると、日本のジェンダー不平等指数は148ヶ国中21位。この結果は、男女の不平等なく女性にかける教育や医療を充実させ、能力開発をしているという状況を示す。それに対し、ジェンダー・ギャップ指数は136カ国中105位。「これは、能力開発で引き出された力を、うまく発揮できているかどうかを表すランキング。能力開発はトップクラスにも関わらず、それを生かす力は下位クラス。海外からは“もったいない国”と言われています」。女性たちは、すでに力を備えている。だからあとは、活躍できる場を与えればいいということなのだ。

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