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名物女性プロデューサーが語る、仕事の極意

2013年10月26日

「仕事にしがみつかない勇気」も持って!

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 昨日もお伝えした、女性陣が大活躍!の「ドラカン」(CS放送・女性チャンネル♪LaLa TVの「THE ドラマカンファレンス」。女性視聴者が地上波各局の連続ドラマを辛口かつ愛情を持って論じる番組)。番組を企画したのは、フジテレビの名物プロデューサーとして知られる栗原美和子さんです。今回は、栗原さんに、番組の企画のきっかけから仕事観まで、たっぷりうかがいました(*昨日の記事⇒人気の海外ドラマも、ここにかかれば…

栗原美和子(くりはら・みわこ)
福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、フジテレビに入社。AD時代から「オレたちひょうきん族」などで大物お笑い芸人と渡り合い、物怖じしない態度や言動で芸能人の間でも一目置かれるように。ドラマでは「ピュア」や「ムコ殿」などのヒットドラマを制作。2011年8月より、フジテレビから女性チャンネル♪LaLa TVへ出向。同チャンネル部長およびエグゼクティブプロデューサーを兼務。LaLa TVの内容を今以上に女性向けとして特化すべくさまざまな番組作りをしている。脚本・小説・エッセイなどの作家としても活躍。

――「ドラカン」では、視聴者代表の女性陣が毎回“みんなの本音”をずばり語っています。もし、これが男性だったら、女性ほど本音を言えないかもしれませんね?

栗原:女性は、感覚で結論から先にボンッ! と言うので、その小気味よさというのは私もすごく感じます。多分、男性だともっと先に理屈を語るでしょう?

 男性は感覚でモノを言わず、ちゃんと理論立てて語ろうとする。でも、結果として、そのせいで色々な言葉がくっついてしまって、何を言っているのか分からなくなってしまいがちなんですよね。

 理屈として通るようにするために、自分の言いたいことをちょっとオブラートに包んだり、遠回しに言ってみたり…。それが、こちらからすると「結局、何を言いたいの?」となってしまう。その点、女性にはそういうことがあまりありません。

――この番組では、女性の大胆さや良さが生かされている気がします。

栗原:いわゆる「評論」を求めていないからかもしれません。それは、プロのドラマの批評家などにお任せすればいいことなので。「理屈はいらないので、もっと感覚でモノを言ってほしい」という主旨で番組を作っています。

――男性の場合、「理屈を言ってくれないと分からない」ということも多いですが…。

栗原:番組としてバランスをとるために司会者や解説者はみんな男性にしています。感性と感覚で突っ走る女性陣に、司会の鈴木おさむさんがときどき「コラッ!」と冗談っぽく叱って場をなごませてくれたり、つんく♂さんが一所懸命、論理的に説明してフォローしてくれたりしています。

――そのやり取りが、女性から見た男女の理想の関係を見るようです(笑)。男性陣はびっくりしながらも、基本的に、女性の話をちゃんと聞き、理解しようとしてくれる…という。

栗原:つんく♂さんは、女性アイドルを育ててプロデュースするくらいですから、そもそも女性に対する理解が深い。おさむさんは女性というより、視聴者に対する理解がある。放送作家として、男性だろうが女性だろうが、「視聴者をないがしろにしてはいけない」というスタンスなので、彼女たちの話しにきちんと耳を傾けることができるのだと思います。

―― 一般視聴者を参加させての批評番組作りは不安だったのでは? タレントさんと違い、適格な意見や面白いことを言ってくれるとは限りませんよね。

栗原:テレビやドラマを通じて世の中に知ってほしいことや伝えたいことはまだまだあるのですが、今、テレビ離れやドラマ離れということが言われています。そういう方たちをもう一度呼び戻すには、我々制作側が視聴者の声や批判を真摯に聞いて、受け止めることが必要です。私自身、さまざまな制限を受ける地上波ではできにくい「視聴者や世論とだけ向き合う番組」や場が欲しいと思ってきました。

 ただ、一般視聴者の批評や本音といっても、ネットの掲示板のように匿名で批判するだけだったら、今の世の中、みんな得意ですよね。でも、それはちょっとずるいかなと。

――確かに。それに、ネットと同じことをテレビでやる意味はないかもしれません。

栗原:もちろん、テレビが一方的な発信しかせず、視聴者の意見の受け皿を用意してこなかったので、匿名で言うしかなかったというのは当然あると思います。でも、番組を制作する側は逃げも隠れもしない。顔や名前も出している。同じように、視聴者にも顔と名前を出して堂々と意見を言ってくれる人が必要でした。

 幸い、LaLa TVのような有料チャンネルの視聴者は、わざわざお金を払って好きなドラマのチャンネルを見るという人たち。それだけに、本当にドラマを愛していて、意見をしっかり語れる人がたくさん集まっていたので、そうした中から視聴者代表を選び、番組を作ることができました。

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