オンラインリサーチサービス「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、9月20日に発売が予定されている米Appleのスマートフォン新機種「iPhone 5s」「iPhone 5c」について、全国の15歳以上の男女4500人(ドコモ・au・ソフトバンク:各利用者1500名)を対象にオンラインアンケートを実施し、購入意向などを調査した。
iPhone新機種を「購入したい」と答えた人は13.4%、「やや購入したい」は32.6%で、合わせて46.0%が購入意向を示した。購入希望者のうち73.7%が高機能モデルのiPhone 5sを選び、廉価モデルのiPhone 5cを選んだ26.3%を大きく上回った。
iPhone新機種の購入意向がある人に、携帯電話の通信会社(キャリア)はどこを選ぶか尋ねると、iPhone 5sの場合は「NTTドコモ」(50.0%)、「KDDI(au)」(26.8%)、「ソフトバンクモバイル」(23.2%)の順で多かった。iPhone 5cでは「ドコモ」(47.1%)、「au」(30.6%)、「ソフトバンク」(22.3%)となり、ともにドコモでの購入意向が最も高かった。
iPhone新機種の購入方法は、「機種変更」が65.8%と圧倒的に多く、「新規購入」は8.1%、「MNP(番号ポータビリティ)による購入」は7.4%だった。ドコモのユーザーは「機種変更」が7割を超え、auとソフトバンクは6割前後だった。
購入の決め手は料金とエリアで、「月々の利用料金・料金プランが魅力的かどうか」(77.7%)、「端末の購入価格が安いかどうか」(61.5%)の2つが、検討する項目として特に多かった。
■関連情報
・アイリサーチのWebサイト www.i-research.jp/
取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント