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身近にたくさん!エコ商品のトレンド

2013年5月23日

エコ商品のトレンドは「直接エコ」から「間接エコ」へ

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 「レジ袋は必要ですか?」「いいえ、結構です」。スーパーなどでの支払いの際に、こうした会話が普通に交わされるようになったのはここ5年くらいだろうか。「エコポイント」「エコカー減税」といった政府の施策も後押しして、商品への「エコ」という付加価値は当たり前のものになってきた。では実際に商品を購入する際に、消費者は「エコ」をどのくらい重視しているのだろうか。

 まずクルマの場合を見てみよう。自動車業界団体が2013年5月8日に発表した4月の車種名別のクルマ販売ランキングでは、1位がダイハツの軽自動車「ムーヴ」、2位と3位がトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」「アクア」だった。エコカー補助金が終了した影響もあり、4位から9位を軽自動車が占めるなど、低燃費に加えて低価格を求める消費者の姿勢がうかがえる。

ダイハツの軽自動車「ムーヴ」。
トヨタのハイブリッド車「プリウス」。

 クルマには「燃費」という指標があるから、どの製品がどのくらいエコかという比較がしやすい。同じ距離を走って使う燃料が少なければ、エネルギーの節約効果が直接的に分かるし、ガソリンスタンドで払う金額の違いで実感できるからだ。

 では、ほかのジャンルではどんな商品が支持されているのだろうか。日経エコロジーが12年9月に実施した「第3回 エコ商品実力ランキング」(別表)によれば、1位が「LED電球」で2位が「太陽光パネル」、3位が「プリウス」で、4~6位も電気自動車やHVなどのエコカー関連だ。

日立のLED電球。

 同率7位の「エコキュート」はヒートポンプ技術を使った高効率の家庭用電気給湯器、10位の「エネファーム」は都市ガスを使う家庭用燃料電池だ。これらの商品はエコカーの場合と同様に、電気や都市ガスなどのエネルギー消費を低減するという、エコ効果が直接的で分かりやすい点が特徴だ。そして1位のLED電球を除けば、かなり高額で更新サイクルが長期間の耐久消費財ばかりだ。

効果は分かりやすい直接エコ商品、弱点は価格の高さと導入の難しさ

 こうした商品群を、この記事では便宜的に「直接エコ商品」と呼ぶことにする。直接エコ商品の長所は、先ほども述べたようにエコ効果が分かりやすいことだ。しかしその多くが高価格で、太陽光パネルや給湯器、家庭用燃料電池のように一戸建てでないと設置が難しいなどの問題もあり、すべての家庭で導入できるとは限らない。

京セラの太陽光発電システム「ECONOROOTS typeU」。
パナソニックの家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯器「エコキュート」。

 その一方で、食品や飲料などの日々消費する日用品のエコ商品もランキングに登場している。9位の日本コカ・コーラ「い・ろ・は・す」は「しぼれる軽量ペットボトル」を採用したミネラルウォーター。11位の花王「アタックNeo」は、すすぎが1回ですむため節水できる衣料用液体洗剤。そして19位の「節電・簡易包装の食品」は、一部のスーパーマーケットなどが導入している、発泡スチロールの食品トレイを使わない精肉などが上げられる。

日本コカコーラの「い・ろ・は・す」

 後者のエコ商品グループに共通しているのは、生産過程などで消費する直接的なエネルギー低減だけでなく、流通や使用過程においての間接的な、あるいは二次的なエコ効果も重視している点だ。例えば「い・ろ・は・す」の場合、ペットボトルの軽量化は原材料の節約につながるから、もちろん直接的なエコ効果がある。

 「い・ろ・は・す」はそれに加え、ペットボトルに不可欠なリサイクルにも副次効果を生んだ。軽くひねって小さくできる「しぼれるボトル」によって、自動販売機などからの回収時のボトル容量は従来製品の約半分になる。これはボトルを回収するトラックの燃費を節約するなど、運輸コストの削減による間接的なエコ効果につながる。このように、消費者にとって直接目につきにくいが、流通や消費時にエコ効果を生んでいる商品を、「直接エコ商品」に対して「間接エコ商品」と呼ぼう。

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