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男子も参戦! 涙活イベントに行ってきた

2013年2月25日

涙”(NAMIDA)からひと文字取ったら“阿弥陀”(AMIDA)です

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 最後に泣いたのは、いつだろう――。

 大好きだった彼との別れを決意した日。親友が結婚式で流した大粒の涙を見た時。進むべき道に迷い、将来への不安に押しつぶされそうになった夜……。記憶の糸をたぐり寄せるように、美穂さん(仮名・32歳)は、視線を宙に泳がせた。

「すぐに思い出せないのは、それだけ泣いていないって証拠なのでしょうね」

 “泣きたいのに、泣けない”。バリバリと仕事を楽しむ“働き女子”から、そんな声を聞くことも少なくない。キャリアの扉をその手で開き、意欲的に仕事と向きあう彼女たち。しかし、同時にのしかかる責任やプレッシャーも相当なものだ。冒頭の美穂さんも、そのひとり。ネット関連のベンチャー企業で若くして責任あるポストに就いた彼女だが、真面目に頑張りすぎるあまり、厚く重たい心の鎧を着込んでしまった。

 体と心の緊張をほどくには、「意図的に感動の涙を流す」方法が効果的だということは、前回お伝えした通り。一人でじっくり泣くのもいいが、誰かと涙を共有するのも有効だ。

 150回以上の離婚式を手がけるなかで、「涙が気持ちの浄化に繋がることを実感」し、“涙活(るいかつ)”を提唱しているのが、離婚式プランナーの寺井広樹さん。今年に入り、“涙活”のイベント活動をスタートさせている。見知らぬ同士が集まって、泣ける映画を観たり、感動話を聞いて涙を流すという。第1回目の『涙BAR』イベントに潜入した。

熱気あふれる会場には、男性の姿も目立った

 ようやく活気が戻り始めた1月下旬の銀座の街。夜の6時半を回ると、会場の「銀座モダンアート」には、20代から上は70代と思しき老婦人まで、男女総勢30人あまりが集まった。なかには会場に入れず、諦めて引き返す人たちの姿も。

 “人前で泣く”というイベントの性質上、圧倒的に女性が多いのかと勝手な推測をしていたが、意外にも約半分は男性。「“面白そうなイベントだから”と彼女に連れられて来た」(40代男性)というカップルや、友達同士で参加していた女性たち、そして一人で会場を訪れた男性の姿も目立った。「新聞の告知を見て来た」という40歳(コンピュータ会社勤務)の既婚男性は、『涙BAR』に参加した理由をこう話す。

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