• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「東北で蔵を守り続ける」28歳長女の決意

2013年1月17日

震災被害で蔵が全壊、20代夫婦で挑む酒蔵の再生

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア
寒梅酒造5代目の岩崎真奈さん(右)と常務で夫の岩崎健弥さん

 宮城県大崎市。県の北西に位置する大崎市は、宮城県を横断するように東西に約80kmの長さを持つ。「大崎耕土」と呼ばれる広大で肥沃な土地をはぐくみ、古くから米どころとして栄え、酒蔵も多い。

 その大崎市の中心部古川にある寒梅酒造。大正7年の創立から現在4代目。昭和18年には、戦時下における米不足のため一度休蔵に追い込まれたものの再び合名会社として昭和31年に復活。今に至る。この寒梅酒造を5代目として受け継ぐのが岩崎真奈さんだ。二児の母親であり、28歳の若さで父親から5代目の責務を引き継ぐ過程にある。

 幼少期から高校まで古川市(現・大崎市)で過ごした岩崎さんの隣にはいつも「酒造りの現場」があったが、実は「継ぐつもりなど一切なかった」。小学校時代に助けてもらったカウンセラーのことが忘れられなくて、大学は東北福祉大学へ。臨床心理士になろうと思っていた。

 転機が訪れたのは大学3年生の頃。「進路の相談をしていた先生に、『この職業は外向的なあなたには向いていないかもしれない』って言われたんです。確かに、考えてみたら、私、人の話を聞くより、どんどん話しちゃうタイプだし…笑」。カウンセラーの道はあきらめ、すぐに“普通の”就職活動を始めた。

 時を同じくして、実家の母親から家業が危ない状態だということを折に触れ聞くようになった。バイト感覚で実家で働き始めると、その様子は想像を超えていた。余剰在庫の山、なれ合いの経営、製造計画など皆無――。

「経営学などまったく知らない私でしたが、直感的に大変なことになっていると感じました。当時、一番下の妹は中学生。4姉妹の長女として変な責任感が芽生えてしまったんです」

 そこから岩崎さんの挑戦が始まった。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
暮らし方

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ