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杏さんが明かす「伝わる書き方」とは?

2012年6月22日

「本の虫」杏さんが、初のエッセイ本を刊行<後編>

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本の読み手としても確かな目を持つことで知られ、

このたび初のエッセイ本『杏のふむふむ』(筑摩書房)を刊行した杏さん。

自著へ込めた、読む人に「伝える」ためのこだわりを聞きました。

――書き手として、特に工夫したところはありますか?

プロフィール
86年東京生まれ。モデル、女優。海外のコレクションでも活躍。2011年には『名前を なくした女神』(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たすほか、『妖怪人間ベム』 (日本テレビ系)ではベラ役を熱演し、12年「エランドール新人賞」を受賞。もっとも 注目される女優のひとり。歌手としてCDデビューを果たすほか、CM出演、ラジオの パーソナリティなど幅広い分野で活躍している

 そうですね。そんなに難しく考えてはいませんが、内容としては、私の日常を通して、作品の裏側にある魅力的な出会いの数々をのぞき見て楽しんでいただけたらなという思いで書きました。ちょっとヘンテコな出会いもあるんですけどね(笑)。

 あと、書籍化するときに、漢字を使うバランスを考え直しました。「漢字をたくさん使う方がカッコイイ」なんて思っていた頃もあるのですが、ひらがなは読む人に温かさを伝えますよね。

 文中に登場する人の名前もできるだけひらがなやカタカナで書いています。例えば「てつこさん」という題の回があるのですが、これは読んですぐに「あの徹子さんだ」と分かる内容です。でも、あえてストレートに伝えないことで輪郭をぼかすようにしたんです。読んでいて本と絶妙な距離感を保てる方が心地がいいかなと思って。

――そういった工夫は、読書の楽しみ方をよく知っている杏さんならではですね。モデルとしての活動はもちろん、ドラマに舞台に歌手活動にと大忙しの印象ですが、どのように時間を確保して、執筆していったのですか?

 一日の仕事を終えて、夜、自宅でパソコンに向かって集中して書きました。早い時は1時間くらいで書き終わるのですが、長くかかる時は何度も書き直して。だいたい、「これについて書こう」と題材が決まったら、スタートとゴールの内容を決めて、その間を「ああでもない、こうでもない」とつなげていく感じで書き進めることが多かったです。どんなコースで文章を展開するか考えるのは、まるで川下りみたいな作業です。

 書く時間は夜ですが、日ごろから何でもちょこちょこメモする習慣があるので、日々面白いことに出会うと、メモに書き留めていました。挿絵のイラストも自分で書いています。昔から、ノートの端っことかに落書きするのが好きで。

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