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親子関係のどん底はこう乗り越える!

2015年5月20日

理解しあえない、優しくできない…“少し距離がある”のが普通の関係。年齢とともに変化するので悩み過ぎないで

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自立心を持つことで関係が変化することも

 ひとり暮らしの経験がなく、ずっと実家暮らし。そんな女性を中心に今、「母親との関係がストレスになる」という声が高まっている。恋愛や仕事など、踏み込んでほしくない心の領域に遠慮なく踏み込む母親にイライラを募らせたり、分かってもらえないと思ったり。親子であるため、“別れる”こともできずに煮詰まり、親とうまくやれないことに自己嫌悪を感じる。そんなふうに、親子関係に「どん底」を感じる人が増えている。

 「年齢を重ね、子どもが自立することで親との距離感が変わるのが、本来の親子関係。ところが、子どもがずっと実家暮らしなどで自立するタイミングを失い、いつまでも“親子”のまま、共依存する関係が増えています」と話すのは、精神科医の香山リカさん。「プライベートや結婚、仕事のことなど、母親が過剰に干渉してきて重い」という読者も少なくないが、「実家暮らしで家賃を親に頼ったり、食事の支度や洗濯はしてもらっていたり、自分から依存している部分もあるのではないでしょうか?」と指摘。「親に干渉されたくないと思うのであれば、自分から依存するのをやめることも必要です」

 一方、「自分は親と仲良くできない」「優しい言葉を掛けられない自分は娘失格と落ち込む」と、親といい関係を築けないことに罪悪感を持つ人もいる。「親子関係は、年齢とともに変化するもの。いい距離を築けない時期というのは、子どもが自立する過程で必要なものともいえます」。結婚や出産で親の気持ちが分かるようになるなど、人生の変化によって関係が改善するかもしれない。

 親子だけでなく、兄弟など、家族の関係に“正解”はないと香山さん。「過去の出来事が原因で、親や兄弟を許せないなら、それでいいと思います。仲良く見えていても、本当の関係性は他人には分かりません。カウンセリングで、仲良く見える親子なのに、母親が『実は子どもをかわいいと思わない』と話し、驚いたことがあります。他人と比べないことが大切です」

 親子関係の悩みは、子どもが自立心を持つことで解消する部分も大きい。「ひとり暮らしをするなど物理的に離れるのが一番ですが、実家暮らしでも、身の回りのことは自分でするなど、自立心を持つように心がけて」


親子関係の「どん底」期の“やっちゃいけない”

他人の親子関係と比較する
親にイライラする、仲良くできないのは自分に原因があるのではないかと考え、自分を責めてしまうこともある。仲のいい親子と比べ、“正しくない”と感じる人もいるはず。しかし、「他人の親子関係で、私たちが見えている部分はほんの一部。とてもいい親、仲のいい関係でも、悩みがないかどうかは分かりません。親子関係に関して、他人との比較をするのはやめましょう」

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