今あるお金を上手に生かしながら、幸せな日々を過ごしたい――。
日経WOMAN12月号では貯蓄の工夫で1000万円を貯めた人々を紹介!
ここでは1000万円まではいかないものの、留学の夢を叶えるために、
節約と投資で工夫している女性を紹介します。

電気機器メーカーの海外営業部で働く斎藤美香さん(仮名)。現在は手取り月収17万円のうち8万円は自社株の購入などの資産形成にまわし、残り9万円で家賃や食費など生活費すべてをやりくりする。
「学生時代から投資に興味があり、セミナーに通っていました。入社時から自社株購入制度を利用し、株への投資を始めました」。13年からは外貨MMFも開始。今年は株と外貨MMF合わせて50万円の利益を得た。
普段の生活は節約を心がけ、会社にはお弁当を持参。美容室はカットモデルで無料にするなどムダな出費を抑えているが、語学の勉強など、スキルアップのための出費は惜しまない。「将来的に海外で仕事をしたい。来年は貯蓄のうち500万円を使ってイギリスの大学院に入学します」
7年半で660万円ためた斎藤さんの7つのMyルール
1. 食費は節約する
会社へはお弁当を持参。買い物は週に1度と決め、1週間分のおかずをまとめて作り置き。「1回の買い物は1000円程度で済ませます」
2. カットモデルやサンプルを活用
美容室はカットモデルを利用し、0円で済ませる。化粧水や乳液などのサンプルはなるべくもらうようにして基礎化粧品代をカット!

3. 趣味のランニングは欠かさない
普段の節約のストレスをスポーツで発散! ランニングにかかるウエア代やシューズ代は費用をかける
4. スキルアップへの投資は惜しまない
語学の勉強や料理教室など、自分の役に立つと思うことには支出の上限を定めない。「留学のために500万円かかりますが、それも自己投資です」
5. 年1回は旅行に行く
今年は台湾旅行へ。来年はシンガポールに行くことが決まっている。「交通手段や宿泊施設などなるべく安く済むよう徹底的に調べます」
6. 優待で食品をもらえるところに投資する
株主優待で食品をもらい、食費の節約につなげる。「昔から、名前を知っている企業の株式に投資すると決めています」
7. リスク分散で外貨にも投資する
「株で損をした経験もあるので、去年からリスクが低い外貨MMFを貯金感覚で始めました」。米ドルを購入して今年は8万円の利益が出たそう
「これ以上の情報をお読みになりたい方は、日経WOMAN誌面でどうぞ。」